©藤本史昭
石田泰尚
神奈川県出身。国立音楽大学を首席で卒業、同時に矢田部賞受賞。新星日本交響楽団コンサートマスターを経て、2001年より神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターに就任。以来“神奈川フィルの顔”となり現在は首席ソロ・コンサートマスターとしてその重責を担っている。これまでに神奈川文化賞未来賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。幅広いレパートリーを誇り神奈川フィル他各地のオーケストラと協奏曲の演奏やリサイタルを行いソリストとしての顔も持つ。 自身がプロデュースした男性奏者のみの弦楽アンサンブル“石田組”、新しいスタイルのピアソラを追及した“トリオリベルタ”、ピアニスト及川浩治の呼びかけで結成されたピアノトリオ“Bee”など、様々なユニットでも独特の輝きを見せる。結成時から参加するYAMATO String Quartetでは20年以上に渡り唯一無二のヴァイオリニストとしてグループの方向性を決定づけてきた。2019年2本のヴァイオリンとピアノによる新ユニット「Dos del Fiddle」に参加。2018年「音楽の友」4月号「クラシック音楽ベストテン」においてソリスト・室内楽など4部門にランクインするなど各方面から高く評価されている。ライブレコーディングにこだわったアルバムはいずれも高く評価され、石田組デビューアルバム“THE石田組”、ソロライブアルバム第3弾となる“Mozart Live”はレコード芸術誌上で特選盤の評価を得た。2018 年には石田組がNHK-FM「ベストオブクラシック」およびBSプレミアム「クラシック倶楽部」 で放送されその熱いステージの模様は大きな反響を呼び、2019年にはEテレ「ららら♪クラシック」で特集が組まれた。2020年4月より京都市交響楽団特別客演コンサートマスターを兼任。使用楽器は 1690 年製 G.Tononi、 1726 年製 M.Goffriller。
12人のヴァイオリニスト
ヴァイオリニスト高嶋ちさ子が、2006年に立ち上げた“観ても、聴いても、美しく、楽しい”ヴァイオリン・アンサンブル。コンサートでは、クラシックの名曲のみならず、様々なレパートリーを 12本のヴァイオリン・アレンジで演奏する。個性豊かなメンバーがステージを彩り、お客様に参加していただくオリジナルコーナーや振り付けを加えた演奏など、ヴァイオリンという楽器をより身近に感じ、楽しんで頂けるようなコンサート作りを目指している。これまでに8枚のアルバムをリリース。2016年結成10周年を迎え、7月に高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト名義でニューアルバム「MUSE~12 Precious Harmony~」を発売。2020年9月から全国コンサートツアー『高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト コンサートツア ー2020~2021』を開催。幅広い世代に愛されている女性だけのヴァイオリン・アンサンブルである。
※ビジュアルは「高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト」