国や民族、ジャンルを越え、世界中で活躍する唯一無二の弦楽四重奏団
17年ぶりの日本公演!
サンフランシスコを拠点に、結成45年を超えてなお、全世界で年70公演を超える演奏活動を繰り広げている、最高にユニークで、画期的な弦楽四重奏団が、このクロノス・クァルテットです。
これまで数千回にも及ぶコンサートや60タイトル以上のレコーディング、様々なアーティストとのコラボレーションそして1,000を超える弦楽四重奏のための作曲や編曲の委嘱など、前代未聞の弦楽四重奏団として、クラシックの演奏家のみならずあらゆるジャンルのアーティストからリスペクトされている彼らは、現在でも毎年、世界中で演奏活動を行ない、精力的に新しい作品の録音や、アーティストとのコラボレーションなど、様々なプロジェクトを進めています。
そのクロノス・クァルテットが結成50周年を前に、なんと17年ぶりに日本にやってきます!
©Jay Blacksberg
スティーブ・ライヒ に よ る アメリカ 弦楽四重奏の最高傑作
《ディファレント・トレインズ》と《トリプル・クァルテット》を同時披露
本公演では、クロノス・クァルテットの声がけによってスティーヴ・ライヒが作曲した2曲の弦楽四重奏曲の傑作が披露されます。1988年に作曲された《ディファレント・トレインズ》は、あらかじめ録音されたサウンド(弦楽四重奏の演奏、話し言葉の断片、電気的に加工された汽車の音、サイレンの音等)と、弦楽四重奏によって演奏される作品で、ドキュメンタリー性の強い楽曲であり、20世紀アメリカ弦楽四重奏曲の最高傑作といえます。(1989年のグラミー賞最優秀現代音楽作品賞を受賞)
また、《ディファレント・トレイン》に続き、1999年に作曲・初演された《トリプル・クァルテット》は、三群の弦楽四重奏のために書かれ、演奏会ではあらかじめ用意した二群の弦楽四重奏の録音と同時にライブで演奏される名曲です。この2曲を一夜で、しかもクロノス・クァルテットの演奏される機会は本当に貴重です!お聴き逃しなく!!
出演
クロノス・クァルテット
★Fifty for the Future 参加アーティスト
尾池亜美
白小路紗季(ヴァイオリン)
對馬佳祐(ヴィオラ)
山澤慧(チェロ)
プログラム
イスラム・チプシー(ジェイコブ・ガーシック編曲):ツァグララ(強烈な光でぼやけた視界)
ニコル・リゼー:アナザー・リビング・ソウル
ローリー・アンダーソン(ガーシック編曲):フロー
ジョージ・ガーシュウィン(ガーシック編曲):サマータイム(ジャニス・ジョプリン讃)
ジョン・コルトレーン(ガーシック編曲):アラバマ
スティーヴ・ライヒ:ディファレント・トレインズ
アレクサンドラ・ヴレバロフ:私の砂漠、私の薔薇 ★=Fifty for the Future 参加アーティストが演奏
ガース・ノックス:衛星よりⅢ.ディメンションズ
望月京:ボイズ
フィリップ・グラス:弦楽四重奏曲断章
N.ラジャーム(レーナ・エスマイル編曲):ダドラ・イン・ラーガ・バイラヴィ
スティーヴ・ライヒ:トリプル・クァルテット
公演日
2020/9/28(月) 開場18:30 / 開演19:00
会場
東京オペラシティ コンサートホール
料金
S席¥6,000
A席¥5,000
B席¥4,000
全席指定・税込
未就学児入場不可
曲目・曲順等は変更となることがございます。
本公演では音響を使用致します。あらかじめご了承下さい。