クラシック
中国国立バレエ団
チケット情報
中国国立バレエ団 2019年日本公演
世界屈指の実力を誇る名門バレエ団、巨匠チャン・イーモウの超大作と共に、遂に日本初上陸!
古典作品から前衛的な作品まで様々なレパートリーを誇る中国随一の名門バレエ団が、遂に日本初上陸を果たします。
1959年に設立され、北京の天橋劇場を拠点に活動するこのバレエ団は、『白鳥の湖』『ジゼル』『ラ・バヤデール』などの古典作品から、映画界の巨匠チャン・イーモウが演出を手がけた「赤いランタン」などの個性的な作品などをレパートリーに持ち、パリ・オペラ座、ロンドンのダンスの殿堂サドラーズ・ウェルズ劇場や英国ロイヤル・オペラ・ハウス、エディンバラ国際フェスティバル、NYリンカーンセンターでのフェスティバルなど、約40カ国の世界の名だたるオペラハウスやフェスティバルに招かれ、絶賛を博しています。 バレエ団と共同制作を行った巨匠ローラン・プティは、「パリに戻ってきたが、私の心は北京に残っている。彼らの素晴らしい踊りは、中国の観客に私のバレエの世界への扉を開いてくれた」と感慨深く語りました。
芸術監督は、バレエ団の元プリンシパルFeng Yingが務め、専属のオーケストラや指揮者を擁しています。約80名のダンサーたちは中国全土から集まった精鋭で、ジャクソン国際バレエコンクールなど、世界的権威をもつコンクールでの受賞歴があるダンサーも数多く在籍しています。
今回の公演では、古典作品の決定版『白鳥の湖』と巨匠チャン・イーモウの傑作『赤いランタン』という、全く違う魅力を持った2作品を選び、日本の皆様にご覧頂きます。クラシックの伝統と革新的な作品、そして比類なく美しいダンサーたちのテクニックを、たっぷりご堪能ください。
公演スケジュール
| 開催日時 | 会場 | 演目 |
|---|---|---|
| 2019/5/10(金) 19:00開演 |
東京文化会館 大ホール | 赤いランタン |
| 2019/5/12(日) 15:00開演 |
東京文化会館 大ホール | 白鳥の湖 |
※未就学児童の入場はご遠慮ください。
出演
中国国立バレエ団
指揮:チャン・イー
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
演目
赤いランタン ~紅夢~(全2幕)
NY、パリ、ロンドン・・・世界が喝采を贈る、衝撃の話題作!
演出:チャン・イーモウ
振付:ワン・シンポン(王新鵬)、ワン・エンエン(王媛媛)
音楽:チェン・チーガン(陳其鋼)
舞台美術:ジェン・リー(曽力)
世界初演:2001/5/2(北京)
白鳥の湖(全3幕)
圧倒的なテクニックで魅せる、古典バレエの決定版!
振付:ナタリア・マカロワ
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
「赤いランタン ~紅夢~」あらすじ
舞台は1920年代の中国、とある富豪の邸宅。主人公の少女はその富豪の第三夫人にと見初められ、無理矢理に駕籠に乗せられる。富豪宅では夜を共にする夫人の部屋に「赤いランタン」が灯されるが、少女の部屋の前にそれが灯され、初夜を迎えた。少女は強く抵抗したが、悲劇的な運命に抗うことはできなかった--。それでも、少女は小さい頃からの親友で、京劇の小生(若い男性役)を務める恋人のことが頭から離れない。ある日、少女がこっそり恋人と会っていたのを第二夫人が見つけ、富豪に告発する。それによって主人の愛を取り戻したかった第二夫人だが、願いは叶わず怒り狂う。そして、あろうことか、権力の象徴である点灯棒を主人から奪い取り、みずからの赤いランタンを灯したのだった。これにより第二夫人は家法を犯した罪で、そして第三夫人と恋人は不倫の罪を問われ、処刑の場へ連行される。死を目前に、彼らは恨みを忘れて心の静寂を取り戻し、寛容と愛に包まれたうちに幕を閉じる。
