楽聖ベートーヴェンが遺した“不滅の恋人”への手紙を巡るストーリーと本格的なクラシック演奏との融合!
ドイツが生んだ偉大な天才作曲家・ベートーヴェン。彼の死後、秘密の戸棚から三通の恋文が発見されました。しかし手紙には相手を"不滅の恋人"としか称しておらず、今なお解明と研究が行われております。本作はこの音楽史上最大のミステリーを巡る朗読と天才作曲家ベートーヴェンが生み出した名曲の生演奏の融合したリーディング・コンサートです。
この度の本作の上演において充実のスタッフ・キャスト陣が実現致しました。主演は"不滅の恋人"の謎の解明にあたるベートーヴェンの弟子フェルディナント・リース役に数々の舞台、ドラマで秀逸な表現力と比類なき存在感を放つ五関晃一(A.B.C-Z)が決定!構成・演出は読売日本交響楽団のチェリスト渡部玄一が担います。ベートーヴェンが遺した最大のミステリーをリーディングと本格的なクラシック演奏との融合によってかつてない朗読音楽劇をお届けいたします。
リーディング・コンサート『ベートーヴェン/届かなかった手紙』にどうぞご期待ください!
【ものがたり】
1827年3月26日。一人の偉大な音楽家がこの世を去りました。ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン。享年56。その死の翌日、戸棚に仕掛けてあった秘密の場所から有価証券と共に三通の恋文を見つけました。しかしその恋文には具体的な相手の名前は記載されておらず、“我が不滅の恋人”としか記されおりませんでした。
会うことが叶わない相手へ一刻も早く伝えたいという情熱が迸る恋文。しかしなぜ、この恋文がベートーヴェンの自宅にあったのか。そしてこの女性は一体だれなのか。かつてベートーヴェンの弟子であったフェルディナント・リース(五関晃一)はベートーヴェンの想いを察し、この女性に彼の思いを伝えるべきなのではないかと決意。そしてリースは手紙を手掛かりにその女性を探す旅に出るのでした。
やがてリースは出会った女性たちからベートーヴェンの意外な素顔を知ることになります。天才音楽家として、誰よりも完璧に持たなければならない聴覚の失い、絶望した時期。報われない恋に何度も身を委ね、ベートーヴェンも一人の弱い人間であった。そしてついに"不滅の恋人"が明らかに・・・。
構成・演出
渡部玄一(読売日本交響楽団)
出演
五関晃一(A.B.C-Z)ほか
演奏
渡部玄一(チェロ)ほか
公演日 |
2023/3/16(木)~19(日) |
会場 |
東京・紀伊國屋ホール |