1998年にイギリスで初演された『FROZEN』は、2004年にNYで上演され大評判となり、同年に演劇賞の権威「トニー賞」のBEST PLAYにもノミネートされたブライオニー・レイヴァリーのヒューマンサスペンスです。重厚で骨太な脚本と「病的疾患による連続殺人」を扱ったこの作品は、否応なく観客の胸を締め付けます。2018年には、LONDONのTheatre Royal Haymarketでジョナサン・マンビィの演出でもリバイバル上演されました。
10才の少女ローナが行方不明になった…それから20年後のある日、連続児童殺人犯が逮捕された…児童連続殺人犯のラルフを前に、ローナの母ナンシー、精神科医のアニータがそれぞれ対峙する。三人の内面に宿る氷の世界…拭いきれない絶望感、消えることのない悲しみ、やり場のない憎悪、そして…それぞれの止まったままの時間が、不意に動き始める。
心に羅針盤を持てなかった男…裁くのは誰か。
家庭内暴力、幼児虐待…社会に潜む病巣が事件となって表出し、毎日のようにニュースとして報道される現代に、疑問を投げかける衝撃のストレートプレイ。日本を代表する演出家栗山民也の手によって、本年10月、東京公演を皮切りに、11月、12月には福島、兵庫、豊橋、松本、新潟、北九州、沖縄と巡演いたします。
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