唯一無二とも言える世界観を持つ劇作家・演出家の前川知大と蜷川幸雄演出の『靑い種子は太陽の中にある』以来の舞台となる亀梨和也が、新生PARCO劇場のオープニング・シリーズで、全く新しい世界を拓く!
読売演劇大賞、芸術選奨新人賞、鶴屋南北賞をはじめ、演劇界の各賞を受賞し、近年では「太陽」や「散歩する侵略者」などの作品が次々と映画化されるなど、まさに日本を代表するクリエイターの前川知大。
本作は、2015年に自身が主宰する劇団イキウメで上演された「語る室」をベースに、『抜け穴の会議室』以来10年ぶりの登場となるPARCO劇場のオープニング・シリーズに相応しい2020年版として新たにお贈りする一作。
深遠さを増した独自のSF 的な世界観から、今を生きる意味を私たちに問いかけてくる、まさに前川ワールドの真骨頂といえる作品をお届いたします。
普通の生活のはずなのに、すこしずつ日常がずれていく。
今までの自分が正しいのか、すべては虚構なのか……。
何かが違う、その違和感がひたひたと人々を追い詰めていく、追い詰められた先に待っている世界とは……。
田舎町、ある秋の日の夕方。
人気のない山道で、一人の園児と幼稚園送迎バスの運転手が姿を消した。
バスはエンジンがかかったままで、争った跡はなかった。
手掛かりはほとんどなく、五年経った今も二人の行方は分からないままだ。
消えた子供の母、その弟で最初に現場に駆けつけた警察官、消えたバス運転手の兄。
それぞれが思いを抱えながら向かえた五年目のある日、三人が出会った人たち……
奇跡を信じて嘘をつき続ける霊媒師、
帰ることのできない未来人、
父の死を知り実家を目指すヒッチハイカー、
遺品から亡き父の秘密に迫ろうとする娘。
彼らを通じて、奇妙な事件の全貌が見えてくる。
作・演出
前川知大
出演
亀梨和也
貫地谷しほり 浅利陽介 松岡広大 古屋隆太 生越千晴 忍成修吾
日程・会場
公演 | 日程 | 会場 |
東京 | 2020/11/7(土)~11/29(日) | PARCO劇場 |
大阪 | 2020/12/8(火)~12/13(日) | サンケイホールブリーゼ |
料金
¥12,000
全席指定・税込
チケットのお申し込みはお一人様1公演につき1枚とさせていただきます。
本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。
公演中止など、主催者がやむを得ないと判断する場合以外の払い戻しはいたしません。
本公演のチケット購入時に登録の氏名・緊急連絡先は、万が一来場者から感染者が発生した場合など必要に応じて保健所等の公的機関へ提供させていただく場合がございます。予めご了承くださいませ。
PARCO劇場の感染症拡大予防に対する取り組みとお客様へのお願いにつきましては、公演直前(11月2日(月)頃)に改めて
公式サイトに掲載いたしますので、ご確認の上ご来場くださいませ。
未就学児の入場はご遠慮ください。
車椅子でご来場予定のお客様は、あらかじめご観劇券(チケット)をご購入の上、座席番号をパルコステージ 03-3477-5858(時間短縮営業中)までお早めにご連絡くださいませ(受付はご観劇日前日まで)。ご観劇当日、係員が車椅子スペースまでご案内いたします。また、車椅子スペースには限りがございますため、ご購入のお座席でご観劇いただく場合もございます。予めご了承くださいませ。なお、車椅子スペースの空き状況につきましては、パルコステージにてご案内しておりますので、チケットご購入前にお問合せくださいませ。