演劇
劇団イナダ組公演「いつか抗い そして途惑う」
チケット情報
シンジル コトハ スクワレナイ
男は48歳で未だ独身。弟が居たが、2年前に事故で亡くなった。
弟には綺麗で妖艶な嫁がいた。弟が亡くなっても一緒に暮らしている。
弟の嫁を密かに好きだった。
その想いは、弟が亡くなってからどんどん強くなっていく。
ある時、弟の死に嫁が関わっている疑念を持つ。その疑念が次第に強くなっていく。
弟の嫁への想いと殺人の疑念。その狭間で揺れる気持ち。男の心は次第におかしくなっていく。
愛情は誤魔化しはきかない。愛情は時には偽善になることがある。人は偽善の愛と本当の愛を見抜く。
本当のものは、心と体にするどく伝わってくる。
傲慢な人間は本物を見つけることはできない。いつも偽物を本物と勘違いする。
本物は苦しみの中にある。
≪公演情報≫
■札幌公演
期間:2018/6/7(木)~6/10(日)
会場:生活支援文化施設コンカリーニョ
料金(税込): 全席自由3,500円
出演:
藤村忠寿/山村素絵/藤谷真由美(パインソー)/吉田諒希/
KEI(EverZOne)/谷口健太郎/HIROKI(EverZOne)/DAICHI(EverZOne)
■東京公演
期間:2018/6/14(木)~6/17(日)
会場:シアターグリーン「BOX in BOX THEATER」
料金(税込): 全席自由4,800円
出演:
藤村忠寿/山村素絵/藤谷真由美(パインソー)/吉田諒希/
KEI(EverZOne)/谷口健太郎/大内厚雄(演劇集団キャラメルボックス)
■イナダ組とは?
1988年に札幌でイナダがたった一人でプロデュース公演のかたちで演劇活動をはじめる。
1992年に定期的に公演を行うため何人かの役者とスタッフと『劇団イナダ組』として旗揚げする。
作品のテーマには恋愛・結婚や自立の話などを多く取り入れ、OLなどの女性層からの支持を受ける。
さらに「TEAMNACS」の大泉洋、森崎博之、戸次重幸、音尾琢真が在籍していたこともあり、2000年の公演では動員数が約1万人に達する。
彼等の脱退後は、活動の範囲を北海道内各地に広げ道内の地方公演を勢力的に行う。
2006年に九州福岡で公演。2008年には東京新宿シアターアプルで行われた東京劇団フェスに参加し、グランプリを受賞。
2009年には3月北九州演劇フェスティバルに参加。10月に札幌、大阪、仙台、名古屋、東京と全国ツアーを行う。
2011年には劇団20周年を記念して東京紀伊国屋サザンシアターで公演を行い札幌の劇団としては異例の2000人を動員をする。
2013年から現行のスタイルから、ほぼ固定役者を持たず作・演出のイナダとスタッフだけの集団に体制を変える。
2014年から年1回東京公演を行いながら、札幌、道内での公演を勢力的に行っている。
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