さいたまスーパーアリーナは、世界最大級のフレキシブルな稼働設備「ムービングブロック」を備えており、開催されるイベントの内容や規模に応じて14の空間パターンを作り出すことが可能。ですので、どの空間パターンを採用するかによって、座席表も大きく異なってきます。ここからは「メインアリーナモード」、「スタジアムモード」のパターン別に座席を見ていきましょう。
さいたまスーパーアリーナの座席表
選手の迫力あるプレーやアーティストの熱いパフォーマンスが会場の隅々まで伝わり、会場に一体感が生まれやすいのが「メインアリーナモード」の特徴。あらゆるジャンルのコンサートや音楽系イベントはもちろん、バスケットボールやバレーボール、格闘技、体操など、インドアスポーツが開催される時にもこの「メインアリーナモード」が採用されることが多いです。
スタジアムモードについて メインアリーナモードとの違いとは
「スタジアムモード」は、大勢の観客が見込める格闘技イベントやコンサート、各種見本市などが開催される時に使われる空間パターンで、格闘技やコンサートの場合は、イベントに応じて「センターステージ式」や「エンドステージ式」にセッティングされます。通常、コンサートは規模に応じてアリーナを複数に使い分けられる「メインアリーナモード」で開催されることの方が多いですが、人気アーティストのコンサートでは収容人数が多い「スタジアムモード」が採用され、これまでにもEXILEや嵐、V6、Perfumeなど数多くのアーティストが「スタジアムモード」でコンサートを開催しています。
※過去に「スタジアムモード」でコンサートを行ったアーティスト(全てではありません)
EXILE
GLAY
SMAP
嵐
THE ALFEE
B’z
モーニング娘。
堂本剛
平井堅
Perfume
東方神起
ゴールデンボンバー
SID
福山雅治
AKB48 など
さいたまスーパーアリーナの座席の種類 レベルとは?
さいたまスーパーアリーナは、座席の階層の呼び名が独特で、「階」ではなく「レベル」と呼びます。1階スタンド席が200レベルで、300レベル、400レベル、500レベルと続きます。300レベルは1階バルコニー席で、1階と2階の間となります。座席数が少なく、ゆったり座れるプレミアムシートとして人気があります。400レベルは2階スタンド席で、500レベルは2階バルコニー席となります。500レベルも300レベルと同じく、座席数が少ないレアなシートとして高い人気を誇ります。
座席の見え方・双眼鏡の倍率について
■ 200レベル(双眼鏡の倍率のオススメは前方なら8~10倍、後方なら10~12倍)
アリーナをぐるりと囲むように配置されていて、座席の数が最も多いのが200レベル。座席によってはステージも近く臨場感がありますが、最前列と後ろの方の座席では見える景色がかなり異なります。また、最前列はアリーナ席と階段1段分しか高さが変わらないので、背が低い方やお子さんは見にくいかもしれません。
■ 300レベル(双眼鏡の倍率のオススメは10~12倍)
位置的には200レベルと400レベルのちょうど中間となり、ステージからは遠くなってしまいますが、300レベルの座席は全て座ったままゆったりと見ることができます。
■ 400レベル(双眼鏡の倍率のオススメは10~12倍)
ステージから遠く、高いのでイマイチかと思いきや、傾斜があるので座席によっては非常に眺めが良く、見やすいのが魅力です。
■ 500レベル(双眼鏡の倍率のオススメは12倍)
ステージはかなり遠くになりますが俯瞰で全体が見渡せるため、ステージ上の全アーティストの動きや演出を楽しむことができます。