【インタビュー】ビッケブランカ
2026/7/15(水)

僕と一緒に“Joyride”してほしい
ビッケブランカが今年10月、10周年イヤーに突入する。
2016年10月にミニアルバム『Slave of Love』でメジャーデビュー。ブレイクのきっかけとなった珠玉のバラード「まっしろ」、フランス語と日本語を混ぜたドラマティックなアッパーチューン「Ca Va?」、グローバルヒットを記録した「Black Catcher」(アニメ『ブラッククローバー』第10クールオープニングテーマ)などの話題曲を次々と放ち、ジャンルや国境を超えたポップアーティストとしての確固たる存在感を示し続けている。
「メジャーデビューした頃は、長期的なビジョンというより、とにかく『次、どんな曲作る?』みたいな話ばっかりしてた気がします。当時のディレクターも音楽バカみたいな人だったから、自由に好きな曲を作り続けて。『まっしろ』のあとにぜんぜんタイプが違う『Ca Va?』を出したり、ジャンルを固めずにやれたのもよかったのかなと。いい曲を作ることがいちばん大事というのは、今も変わってないですね」
ここ数年はアジア、中東、アメリカ、ヨーロッパなどでもライブを展開。2024年にリリースされたアルバム『Knightclub』には、海外での活動で得たものがふんだんに取り込まれている。
「実際に経験したことが楽曲の源泉になることが多くて。刺激を得たくて海外ツアーをやっているところもあるし、世界のいろんな場所の景色、出会った人たち、耳にした音楽なども自分の楽曲につながっているんだと思います。Novel Coreをフィーチャーした新曲(「Beast ≠ Knight(feat. Novel Core)」)もスペインを訪れたときに得たインスピレーションがもとになってるんですよ」
さらに特筆すべきは、〈1年に一度ファンと集まることができる場所〉として2022年から始まったライブシリーズ『RAINBOW ROAD』。今年4月にはChilli Beans.とNovel Coreをゲストに招き『RAINBOW ROAD -透-』が開催され、ジャンルを超えたステージが繰り広げられた。
「楽曲の良さ、パフォーマンスの素晴らしさはもちろん、Chilli Beans.もNovel Coreも尖ったパワーを持っているアーティストで。自分のなかのハングリー精神が刺激されたんですよね。ここ最近は平常心でステージに上がることを意識していたんですが、今年の『RAINBOW ROAD』でデビュー1年目から3年目くらいの感覚が戻ってきたというか。そういう刺激を得られるのもこのイベントの良さ。1年に1回の祭典みたいなライブですけど、自分にとっても大事な場所になってますね」
そして9月からは『VK Blanka Joyride to 10th Tour』がスタートする。
「ツアー自体も久しぶりなんですが、ビッケブランカ史上、これまで観たことがないようなライブにしたいですね。今までは楽曲をしっかり届けることを意識していたんですが、それを踏まえたうえでエンターテインメントとしての要素をもっと増やしていきたくて。イメージは、ルールから逸脱した遊園地。スケール感やクリエイティビティを3段も4段も上げたいし、スタッフと一緒にいろんなアイデアを出し合っているところです」
メジャーデビュー10周年を目前にして、ライブパフォーマンス、楽曲の創造性の両面においてさらに充実した活動へと突入しているビッケブランカ。その最新モードをぜひ、ライブ会場でダイレクトに体感してほしい。
「9月からのツアーは10周年のスタート。絶対に楽しい2年間になるので、僕と一緒に“Joyride”してほしいです!」
誌面連動Q&A
- Q.
気分転換、リフレッシュした時にすることは?
A.
「車の運転が好きなのでドライブで海に行くことです。海沿いの道を車で走っているのがめちゃくちゃリフレッシュになります。本気でリフレッシュしたい時は伊東の海に行くし、さくっと行きたい時は小田原に行きます」
プロフィール
ビッケブランカ
シンガーソングライター。'18年リリースの「まっしろ」がドラマ挿入歌として話題を呼ぶ。アニメ主題歌もヒットを記録し、海外にも活動の幅を広げている。
公演情報
VK Blanka Joyride to 10th Tour
- 9/19(土) 18:00 北海道・札幌市教育文化会館 大ホール
- 9/22(火・休) 18:00 福岡国際会議場メインホール
- 9/25(金) 19:00 愛知・Niterra 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
- 10/2(金) 18:30 宮城・若林区文化センター
- 10/14(水) 19:00 大阪・フェスティバルホール
- 10/25(日) 18:00 東京・LINE CUBE SHIBUYA
インタビュー・文/森朋之
構成/月刊ローチケ編集部 7月15日号より転載