【インタビュー】Sabão
“ヒスブル”好きだった人も、お祝いやから来て!!
Hysteric Blue(以下、ヒスブル)は、今もなお時代を超えて多くの人々に愛されている「春~spring~」を筆頭に90年代を代表するJ-POPの名曲をバンバンヒットさせ、大ブレイクしたバンドだ。解散後、各々ソロで活動していた元メンバーのTamaと楠瀬タクヤは、6年前にソロとは別にヒスブルの音楽性を継承したユニット、Sabãoを結成。これまでゆるふわなペースでのんびり活動を続けてきたSabãoだが、ヒスブル20周年を記念して今年は本格始動。8月22日(水)に2人の未来図こそがMeをRiseさせるという意味をタイトルに込めた新アルバム『MeRISE』を発表する。今作はヒスブルの「春~spring~」、「なぜ…」などをセルフカバーした“過去zone”、Sabãoの今の代表曲をまとめた“現在zone”、ヒスブルのヒット曲をRemixした“ワープzone”、Sabãoの新曲を入れた“未来zone”で構成されている。
Tama 自分たちの20年間の歴史をちょっとずつ入れていったら、盛りだくさんな感じになりました。
タクヤ これ一枚聴けばウチらは過去にこんなのやってました、今こんなのやってます、最新曲はこれですっていうのが分かります。昔ヒスブルを聴いてた人にも聴いてもらいたいし、その中には僕とTamaが今Sabãoをやってることを知らない人もいると思うので。僕らはこういう者ですという名刺代わりの一枚になればいいなと思ってます。
さらに、Sabãoは7月から10月にかけて初の全国ツアー『Sabão LIVETOUR 2018「LASTING HOPE」』を開催することも決定している。
Tama ウチらにとっては特別な年やから、初のツアーをやります。
タクヤ ライブの内容は、新曲も含めて僕たち20年間をまとめた感じで、懐かしい曲、代表曲は絶対やります。リリースもそうですけど、ツアーはこれからもしょっちゅうやれる訳じゃないと思うんですね。だから、今回会ってくれないと困る。絶対満足させるから。
10月28日(日)、東京・新宿ReNYで迎える最終日はヒスブル20周年、ツアーファイナルにTamaの誕生日も重なり、当日はツアーの中でも祝福感満載のステージが楽しめそうだ。
Tama お祝いやから、みんな有休とって来て!!
プロフィール
シャボン
元Hysteric BlueのTama(Vo.)と楠瀬タクヤ(Dr.)以外のメンバーを定めない、シャボン玉のようなふんわりとした形式のユニット。
公演情報
Sabão LIVE TOUR 2018 「LASTING HOPE」
7/28(土)18:00 愛媛・松山STANDARD
9/1(土)18:30 名古屋・ハートランドスタジオ
9/23(日)17:30 大阪・RUIDO
10/7(日)18:00 福岡・public space 四次元
10/28(日)18:00 東京・新宿ReNY
インタビュー・文/東條祥恵
構成/月刊ローチケ編集部 7月15日号より転載