【インタビュー】宇野精浩&原田芳広(おぼろっく2026)

2026/7/15(水)

宇野精浩&原田芳広(おぼろっく2026)

おぼろ昆布×ロック!?
敦賀の魅力が詰まった音楽祭

『おぼろっく』は、福井県敦賀市の特産品である「おぼろ昆布」と「ロックにおぼれる」というコンセプトで2024年に初開催された。敦賀音楽祭おぼろっく実行委員会会長の宇野精浩氏は開催の経緯をこう語る。

宇野「金ヶ崎緑地、金ヶ崎エリアでイルミネーション事業をおこなう中で『敦賀でも音楽フェスをやったら人が来てくれるのではないか』と。若い世代がフェスを楽しんでいる姿を見て「こういう風景を敦賀でも作れたらな」と思い、行政に協力してもらいながら民間発信で開始しました」

過去2年の開催で若者世代から大きな反響があり、3度目の開催となる今年は新たな展開を考えている。

宇野「10代20代の方からは『このアーティストを敦賀に呼べるんだ』という反応がすごかったです。この2年間は若者世代向けのアーティストを主軸としていたのですが、今年は幅広い年齢層の方に来ていただけるようなラインナップも考えています」

宇野氏と同じく実行委員を務める原田芳広氏は、音楽フェスをきっかけに敦賀の魅力を発信していきたいという。

原田「おぼろっくは敦賀の特産品『おぼろ昆布』と『ロックにおぼれる』を掛けた言葉遊びでもあって、伝統文化と音楽の掛け算で街の認知度アップに繋がってほしいと思っています。『敦賀ってどこやねん?』から始まると思うのですが、音楽、フェスをきっかけに知った街におぼれ、地方ならではの街並みや美味しい食べ物も楽しんでもらいたいです」

その街、そこに住む人に触れることも各地のフェスの楽しみ方のひとつであり、おぼろっくは「食」も大きな魅力だ。

宇野「敦賀のB級グルメであるソースカツ丼やおろしそばはもちろん、敦賀は港町なので海鮮も味わってほしいですね。会場内にも、駅前付近にも、海鮮を取り扱っているお店がたくさんあるので、フェス前後も楽しめますよ」

また、敦賀湾に面した金ヶ崎エリアで開催されることもあり、ロケーションの良さも『おぼろっく』ならではの要素だろう。

原田「海を近くに感じることができますし、歩いていても、ぼーっとしていても楽しめる場所でやらせてもらってます。会場のひとつがライブハウスのような距離感で、もうひとつがホールなので、ライブハウスの方ではめちゃくちゃ遊んでいただいて、ホールの方ではゆっくりしっとりと聴ける。ミュージックフェスティバルという名前の通り、多彩な音楽に触れられる機会になると思っています」

敦賀市民にとってはまちおこしの側面もある「おぼろっく」。今年もたくさんの出会いのきっかけにもなりそうだ。

原田「私は会場付近の生まれなんですけど、近所のおばちゃんも『おぼろっく』を一日中楽しんでくれています。また集客に着目されて敦賀の町の飲食店さんから『出店したい』という声も上がっています。私は市役所の職員でもあるのですが、公の側から見ても、音楽が持つ力が街を盛り上げることに繋がっていて、すごくいいコンテンツが民間主導で動いているなと思っています」

宇野「大都市に負けないぐらいの熱量、おもてなしをもって、実行委員会みんなでお出迎えさせてもらいますので、ぜひ敦賀に足を踏み入れてほしいです。『おぼろっく』におぼれてもらって、『また来たいな』と思ってもらえるフェスにしたいですね」

プロフィール

宇野精浩/うのあきひろ

敦賀音楽祭おぼろっく実行委員会会長。

原田芳広/はらだよしひろ

敦賀音楽祭おぼろっく実行委員会委員。敦賀市職員。

公演情報

おぼろっく 2026~TSURUGA MUSIC FESTIVAL~

  • 9/12(土) 福井県敦賀市金ヶ崎エリア(敦賀市民文化センター/きらめきみなと館)
  • 9/13(日) 福井県敦賀市金ヶ崎エリア(敦賀市民文化センター/きらめきみなと館)

[出演]

  • 阿部真央、打首獄門同好会、ENTH、GLIM SPANKY、コレサワ、SHAKALABBITS、シンガーズハイ、ねぐせ。、花冷え。、Hump Back、プッシュプルポット、HEY-SMITH、muque、LINDBERG 他

インタビュー・文/柴山順次
構成/月刊ローチケ編集部 7月15日号より転載


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