【インタビュー】NEK!
2026/7/15(水)

“ここがゴールじゃなくてこれからだな”って凄く思っています
スラングロックバンドNEK!が6月10日にリリースされたシングル「FLiCK」にてメジャーデビューを飾った。SNS上で出会い、バンド結成から2年ほどではあるが、ネットスラングを取り込んだ歌詞やテクニカルなプレイが話題を呼び、昨年夏にはZepp Shinjukuワンマンもソールド。ネクストブレイクと呼ばれる段階から飛び出してきたところであり、このメジャーデビューは絶好のタイミングと言えるが、浮き足立つことがないのが頼もしい。
Hika「正直、うれしい気持ちはあるんですけど、“ここがゴールじゃなくてこれからだな”って凄く思っています」
Natsu「NEK!がさらに広がるだろうなという楽しみが大きい一方で、“もっと頑張らなきゃ”という気持ちもありますね」
Cocoro「注目していただけるありがたい状況に上手く応えていけたらなと思っています」
Kanade「ここで浮つかないでさらに本腰を入れ、揺れないように頑張りたいです」
強靭になったNEK!が放つ「FLiCK」は自らのアイデンティティによりフォーカスした1曲。ネットスラングのみならず、Hikaのルーツである長崎弁も歌詞に盛り込み、サウンドとしてはポップに仕上げつつもNEK!らしく楽器隊が絡み合うポイントも印象的だ。
Kanade「個性を消さずにより多くの人に届きそうないい塩梅になったと思います」
Cocoro「引くところは引いて、メリハリは凄く意識しましたね」
SNS上のくだらない罵り合いにNOを突きつけ、自分たちの道を進むと表明するメッセージもいい。NEK!だからこそ投げられるストレートな言葉だ。
Natsu「結成当初から掲げていますし、ここを歌うのがNEK!という気持ちがあります」
Hika「画面越しじゃわからないこともあるから、会いに来てほしいんです」
そんなNEK!がメジャーデビューを記念した東名阪ワンマンツアーを9月に開催。昨年春にも東名阪でツアーを行っているが、バンドの勢いを物語るようにキャパは拡大している。
Cocoro「どんな成長を遂げているのか、目の当たりにしてもらいたいです」
Kanade「進化した姿を見せたいのはもちろん、メジャーデビューしても変わらない部分も必要だと思っていて。このNEK!のまま、大きくなっていきたいと思っています」
今年2~4月にかけては初の全国ツアーも行い、ライブとより向き合うようになった。
Cocoro「何回も壁を乗り越えるみたいな瞬間がありました。いろいろ挑戦して、失敗して、成功して、みたいな」
Hika「移動中もライブ映像を見返して、次のライブではこういう動きをしてみたら、とお互いに意見を言い合ったりもしています」
愛らしいルックスとは裏腹なバッチバチなプレイとエネルギッシュなパフォーマンスを研ぎ澄まし、目標としている日本武道館まで勢いを落とさず突っ走っていくことだろう。
Natsu「これから先に向けて、加速していきたいです」
Kanade「変わらずステージに立ち続けながら、音楽やライブでもらったパワーをファンの方に返していければと思います。これからも一緒に大きくなりたいです」
Hika「今できることを無我夢中でやっていくことを優先して。未来がどうなるか分からないけど、メンバー、スタッフさん、ファンのみんなとこれからもずっと音楽を続けていけたらいいなと思ってます」
プロフィール
NEK!/ねき
’25年11月に1stアルバム「MEME」をリリースした4人組ガールズバンド。メンバーはHika(Vo/Gt)、Natsu(Gt)、Kanade(Ba)、Cocoro(Dr)。’26年6月、ポニーキャニオンよりメジャーデビューを果たす。
公演情報
NEK! MAJOR DEBUT TOUR
- 9/4(金) 19:00 大阪・梅田 BANGBOO
- 9/5(土) 17:00 愛知・RAD SEVEN
- 9/23(水・祝)17:00 東京・duo MUSIC EXCHANGE
インタビュー・文/ヤコウリュウジ
Photo/篠塚ようこ
構成/月刊ローチケ編集部 7月15日号より転載