【インタビュー】藤巻亮太(Mt.FUJIMAKI 2026)
2026/6/15(月)

「音楽を楽しめることの大切さを噛み締めるフェスにできたら」
雄大な富士山と山中湖に抱かれた、あの素晴らしいフェスをもう一度。山梨県出身・藤巻亮太が主催する地元密着型フェス『Mt.FUJIMAKI 2026』が、今年は10月3日に山中湖交流プラザきららで開催されることが決まった。
「故郷の山梨の風景の中で育ててもらったことが、自分の音楽の核を作っていると思うんですね。自分のルーツに立ち戻るフェスでもありますし、県内の方には、素晴らしい音楽を楽しんでいただいて、県外の方には、山梨県の魅力を少しでも伝えられたらいいなと思います。今年はレミオロメンが再始動したんですけど、藤巻亮太として2018年から続けているこのフェスを通して、山梨とのつながりを大事にしながら、多くの方に楽しんでいただきたいという思いで、今年も開催決定いたしました」
アーティストは、すべて藤巻亮太の熱い思いを伝えるところから始まり、出演が実現したもの。年代もジャンルも超えて、「見たい!」と思えるラインナップがずらりと揃った(※出演者は6月15日の時点で正式発表済みのもの)。
「レトロリロンは、すごいソングライティングの力があって、今一番注目されていると言っていい若手バンドですね。ストレイテナーはレミオロメンとほぼ同期で、同じ時代を駆け抜けたというシンパシーと、ギターロックへの愛情を共有していますし、手越祐也くんのバンド・T.N.Tは、歌番組で一緒に歌唱させていただいて、タレントとしての才能の豊かさと、プロデューサー的な目線も持っているすごい人だなと感じて、オファーさせていただきました。MONKEY MAJIKは、僕が山梨で彼らは仙台で、地元と関わりながら音楽を作っているという部分で、学ばせてもらいたいことが多いのと、野外が似合うバンドなんですよね。そして堂珍嘉邦さんは、グループとソロを両立させる中で、葛藤や喜びを共有させてもらえる部分があるのと、何より圧倒的なボーカリストとしての魅力を、ただただリスペクトしています。Mt.FUJIMAKIは親子3世代で楽しめるフェスを目指していて、安心安全に楽しめる平和さが魅力なので、そのど真ん中にハマるアーティストばかりだと思います」
「若い世代に、人生を変えるきっかけを与えたい」という藤巻の思いから始まった、「高校生以下入場無料」の制度は今年も継続。音楽を中心に、フードエリア、キッズエリアも充実させて、全身で山梨の秋を楽しむフェス、それが『Mt.FUJIMAKI 2026』だ。
「ステージから見ていて、若い人もたくさんいますし、子供たちがぴょんぴょん走り回っていたり、そうかと思えば、ぴたっと足を止めて音楽に聴き入ったり。今の日本を取り巻く環境もそうですし、世界を見渡すと、多くの争いがある時代でもあるんですが、こうやって人と人が繋がって、音楽をみんなで味わえる幸せを感じて、家族で来られたり友達で来られたりする、そんな幸せを心にチャージすることができれば、辛い現実に抗う力になるかもしれないですよね。そんなことも心に留めながら、音楽を通して、今の時代に音楽を楽しめることの大切さを噛み締めるフェスにできたらいいなと思います。フードの店舗も毎年増えていて、山梨ならではの食べ物や飲み物を提供していますし、子供たちが遊べるようなアトラクションも用意する予定です。何と言っても、山梨の10月は1年で一番気持ちがいいと言っていいぐらいの季節で、最高のタイミングと最高のロケーションなので、ぜひともこの時期に、山梨の魅力にたくさん触れていただけたらと思います」
誌面連動Q&A
- Q.
手土産を選ぶポイントは?
A.
「実家でシャインマスカットを作っていまして、『Mt.FUJIMAKI』の楽屋にも用意させていただいて、毎回大好評を博しております。ワインも用意するんですが、用意したワインがすべて消えた年もありました(笑)。楽屋でもアーティストの皆さんに楽しんでいただいて、ひそかに山梨の産物の広報活動をさせていただいています(笑)」
プロフィール
藤巻亮太/ふじまきりょうた
レミオロメンの活動休止後、「光をあつめて」でソロデビュー。’18年より野外音楽フェス「Mt.FUJIMAKI」を主催する。
公演情報
Mt.FUJIMAKI 2026
インタビュー・文/宮本英夫
構成/月刊ローチケ編集部 6月15日号より転載