【インタビュー】川嶋あい

 

川嶋あい

かけ算的コラボによって広がる川嶋あいの新たな世界

 

デビュー16年目を迎えた川嶋あいの新たな試みの全貌が少しずつ明らかになってきた。5月15日(水)にコラボレーションアルバム『Ai ×』(アイタイムズ)がリリースされる予定で、収録曲も順次配信されている。

「いろいろなアーティストの方とコラボすることで、川嶋あいの新たな部分を引き出せるのではないか?ということで、リスペクトする方々、仲の良い方々に声をかけて、協力していただき、作詞・作曲もシャッフルして制作させていただきました」

第1弾配信曲はAnlyとのコラボ曲「砂漠の花 feat. Anly」。音楽への情熱が詰まった歌声と芯の強さが伝わるサウンドが魅力的な曲だ。川嶋あいの歌声もハーモニーも新鮮に響く。

「Anlyさんが書いたメロディに歌詞を乗せました。“砂漠に咲く凜とした花のイメージ”という言葉をいただき、広げて書いていきました」

この他にも熊木杏里をはじめ様々なトップアーティストが参加。

「その都度、意見交換しながら制作したので、みなさんからたくさんの刺激と学びをいただきました」

『Ai ×』というタイトルはコラボによるかけ算的な化学変化が詰まった作品になったことから付けられた。また、Ⅰ WiSHのデビュー曲「明日への扉」のリアレンジ版も配信。

「今の私が歌ったらどうなるだろうと、新しく作ってみたくなりました。バンドに加えて、管楽器も入れたので、さらに生っぽく豪華になったと思います。自分の歌であると同時に、どこかバーチャルなところもあり、カバーしている感覚で歌いました。自分にとってもいまだに不思議な歌です」

意欲的な活動が進行するなか、3年ぶりの全国ツアーも予定されている。彼女と観客の間でもかけ算的な化学変化が起こることになるだろう。

「アコースティックで回らせていただく予定です。バンド編成は勢いで押し切れるのですが、アコースティックはお互いが生み出す空気で成立するので、毎回変化して緊張感があります。シンプルにやりたくなり、直感的に決めました。去年、ベストアルバムを出したので15周年の思いも込めつつ、テーマを設定して、独自の世界観を作り、川嶋あいの音楽を届けられたらと思っています」

 

プロフィール

カワシマ アイ

I WiSHの解散後、'06年よりソロ活動開始。本年デビュー16周年を迎える。ボランティア活動にも積極的で、海外の学校建設、東日本大震災の復興支援プロジェクトにも参加。

 

公演情報

 

川嶋あい LIVE TOUR 2019 ~雨足~

 

5/31(金)18:30 福岡・八女市民会館

6/1(土)17:00 大阪・岸和田市立 浪切ホール

6/21(金)18:30 愛知・ダイアモンドホール

6/22(土)17:00 岡山・玉島市民交流センター 玉島湊ホール

7/6(土)17:00 岡山・日立システムズ仙台 交流ホール

 

▼プレイガイド最速抽選先行3/16(土)12:00~3/31(日)23:59

 

インタビュー・文/長谷川誠

構成/月刊ローチケ編集部 3月15日号より転載

 

 

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