【インタビュー】神宿

神宿7年目の「覚悟」と「挑戦」

原宿発の5人組アイドルユニット・神宿は今年、結成から7周年を迎える。それを記念したライブが9月26日、ぴあアリーナＭＭで開催されることとなった。
大きな会場での7周年記念ライブを、メンバーの羽島めいは「覚悟」という言葉で表現した。

羽島めい「私たちはたくさんの方に元気を与える存在でなくてはいけないと思うし、私たちのライブに来たら、絶対に幸せになってもらいたい。こういう状況下でなかなかライブに行けない、というファンの方もいるんですけど、この夏、ツアーで全国を周ってファンのみなさんにお会いして、すごく心強く感じたんですよね。ぴあアリーナMMというすごく大きな会場でライブをすること、そして、たくさんのファンの方が全力で会場まで来てくれること……そこでみなさんに元気を与えられるようなライブをするという『覚悟』は必要だと思っています。」

この時期に大きな会場でライブをすること自体、たしかに『覚悟』は必要なのかもしれない。だが、塩見きらは逆の発想で『挑戦』というキーワードをあげた。

塩見きら「大きな会場、大きなステージなので、今までにない演出やパフォーマンスもできるじゃないですか？　新しいことを考えるにはいろいろインプットしなくちゃいけないので、みんなで過去のスーパーボウルのハーフタイムショーを見たんですよ。世界のエンターテインメントの最高峰じゃないですか？　そういう先人たちが残してくれた知恵をお借りして、私たちは７周年記念ライブでどういうことをやりたいのか、とみんなで案を出し合ったんです。予算とかは一旦、考えないで（笑）、それこそみんなで輪になって話し合いをしました。この取材の段階ではまだ正式に固まっていないので、なにをやるのかはお話しできないんですけど、ぜひ会場で私たちの『挑戦』を目撃してください！」

7周年記念ライブに先立って、8月25日にはニューアルバム『THE LIFE OF GIRLS』がリリースされるが、その中に羽島めい、塩見きらに一ノ瀬みかを加えた3人で制作した楽曲が収録されている。

塩見きら「この曲、全国ツアー中に作ったんですよ。本当に時間がないので、飛行機に乗る前に空港のロビーで打ち合わせをして、飛行機での移動中にそれぞれで曲作りをする。ちょうど１週間ぐらいで完成しました。」

羽島めい「ずっと耳に残ってループするような楽曲になりました。せっかくなので、私もアイデアを出して振り付けも決めていきたいと思っているので、それはぜひ7周年記念ライブで見ていただきたいです！」

7年目の「覚悟」と「挑戦」。
自分たちで作った楽曲だけでなく、5人全員のソロ曲も収録されたニューアルバムを引っ提げてのステージは神宿にとって、大きな一歩となることは間違いない。

塩見きら「私、ローソンの『あふれメンチ』が大好きでよく買いに行くので、そのときに月刊ローチケもチェックするんですけど、はじめて知るアーティストさんのインタビューで興味を持ったりすることが多いんですよ。このインタビューで気になった方は、まず神宿を検索して調べてみてください。もっと気になったら、ぜひライブに遊びに来てください！」