【インタビュー】ハジ→

2018/11/15(木)

ハジ→

メモリアルイヤーの幕開けを飾るツアーが決定

ラップするように歌い、歌うようにラップするスタイルで、多くの人の心に寄り添う歌を届けるハジ→。今年は2月より北海道から鹿児島までを回るツアーを開催し、間髪入れずに7月からも新たなツアーをスタート。1本1本にそれぞれの意味合いを見出しながらの1年だった。

「昔はある程度同じ曲をツアー全公演通して歌っていくのがこだわりでもあったのですが、今は主要な部分で伝えたいことは伝えさせていただきつつ、それ以外は公演ごとの違いや楽しみがある形を目指していきたいなと気持ちに変化も出てきました。そうすると、自分自身もフレッシュな気持ちでライブに臨めて。とてもいい形だなと思っていたりします」

シンガーソング・エンターテイナーを自称するハジ→らしく、各地で駆けつけてくれるはじんちゅ（ハジ→ファンの愛称）を楽しませるため、さらなる可能性を求めている。

「もっと手に入れたい部分は楽器の演奏と…ダンスですかね（笑）。完全アコースティックでひとりの弾き語りがあったり、少しでも踊れるようになったら、もっとライブの魅せ方や展開の幅が広がるのではないかと思っています。'19年あたりから、ダンス、ハジ→めちゃうかもです（笑）」

そんなライブ漬けの充実した日々を送るなか、はじんちゅの実話を元にした歌を制作するという新たな試みにも挑戦しているハジ→。10月にはその第2弾として「カタオモイ。」もリリースされた。

「自分の実体験じゃないからこそ、また新たな僕も知らなかったハジ→が出てくるようなイメージもあったり。これからも誰かの思いや実体験を歌にすることは積極的にやっていきたいなと、そう思ってます」

来年2月からは、ハジ→8周年の幕開けを飾るにふさわしいツアーが開催決定。一緒に楽しむことを大事にするハジ→だからこその夜が各地で繰り広げられるに違いない。

「ハジ→（8×4→）だけに、僕にとってはメモリアルなイヤーなのです。その開幕を盛大に皆で弾けようぜ、という意味で大きなライブハウスをまわるツアーを組ませていただきました。まずは幕開けツアー、ハジ→けたいと思います」