本屋大賞「翻訳小説部門」第1位の作品を日本初上演!多様な世代で作り上げるconSept ヤングアダルト・シリーズ第1弾
韓国で40万部を売り上げ、13カ国で翻訳された本作は、日本でも多くの書店員の熱い支持を集め、2020年本屋大賞翻訳小説部門の第1位に輝き今も話題となっている。大人から子どもまで、幅広い読者から支持を集めている静かな衝撃作が、舞台作品として生まれ変わる!
感情を持たず他人とのコミュニケーションに悩む主人公ユンジェは、ある出来事をきっかけに、不遇な環境で育ち荒々しく振舞う少年ゴニと出会う。対照的な二人の“怪物”が互いを知り、成長していく物語。
他人の気持ちを“心から”感じるということは、どういうことなのか。些細なすれ違いが大きな問題や事件に発展し「想像力の欠如」が叫ばれる現代において「共感とは何か?」をまっすぐに問いかける社会派エンタメ作品。
感情を司る脳の部位、偏桃体(形状が似ていることから、原作内ではアーモンドと表現される)が人より小さく、怒りや恐怖といった感情をうまく感じることができない十六歳の高校生、ユンジェ。祖母は彼を“かわいい怪物”と呼んだ。母親は感情がわからない息子に「喜」「怒」「哀」「楽」「愛」「悪」「欲」などの感情を丸暗記させることで、なんとかユンジェを“普通の子”に見えるようにと訓練してきた。
そんな彼は、十五歳の誕生日に、目の前で祖母と母親が通り魔に襲われ死傷したときも、ただ黙ってその光景を見つめているだけだった。事件によって母親は植物状態になり、ユンジェはひとりぼっちに。
そんなとき現れた、もう一人の“怪物”ゴニ。激しい感情をもつその少年との出会いは、ユンジェの人生を大きく変えていく――。
脚本・演出
板垣恭一
原作
ソン・ウォンピョン(チャンビ刊)
翻訳
矢島暁子(祥伝社刊)
音楽
桑原まこ
出演
長江崚行 眞嶋秀斗 智順(チスン)
伊藤裕一 佐藤彩香 神農直隆 今井朋彦
演奏
桑原まこ(Key)、荒井桃子(vl)、吉良都(Vc)
日程・会場
公演日 | 会場 |
2/25(金)~3/13(日) |
東京・シアタートラム |
料金
席種 | 料金(税込) |
SS席(センターブロック最前3列) | ¥11,500 |
SA席(センターブロック中腹) | ¥10,500 |
SB席(サイドブロック前方) | ¥9,000 |
A席(センターブロック後方) | ¥9,500 |
B席(サイドブロック後方) | ¥8,000 |
C席(最後方列) | ¥7,000 |
未就学児はご入場いただけません。
開演後は本来のお席にご案内できない場合がございます。あらかじめご了承下さい。
公演中止の場合を除き、チケットの変更・払戻しはいたしません。
C席は一般発売のみの取り扱いとなります。