巨大日本画《不死鳥》を公開
日本美術院同人、日本芸術院会員である西田俊英は(1953- )、2023年武蔵野美術大学退任記念展として開催された展覧会で、2022年から約1年間、屋久島に滞在して描いた巨大日本画≪不死鳥≫を発表しました。その時点で第2章までの約40mであった本作は、最終的には、6章構成の全長70m超にもなる前代未聞の大作となります。
西田が世界自然遺産として知られる屋久島に魅了されたのは、その豊かな原生林に象徴されるように、森林が人間にとってかけがえのない存在で、その貴重な自然、そしてそこに棲む生命の営みに、画家が強く共感したからです。その稀有な自然を見つめることで「人間と自然の共生」「生命の循環」をテーマにした壮大な物語を紡ぎだしました。
本展では、その後も新たなインスピレーションを交えて、ライフワークとして取り組む本作をさらに進化したかたちで一挙公開いたします。
日程
2024年2月10日(土)~3月3日(日)
10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:会期中無休
会場
松坂屋美術館(松坂屋名古屋店 南館7階)
(名古屋市中区栄三丁目16番1号)
アクセス
地下鉄名城線矢場町駅 地下通路直結(5・6番出口)/地下鉄栄駅 16番出口より南へ徒歩5分
お問い合わせ先
松坂屋名古屋店
TEL:052-251-1111(代)
発売情報
前売券 12月23日(土) 午前10時販売開始
料金
前売券 | |
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一般 | 600円 |
高・大生 | 400円 |
当日券 | |
一般 | 800円 |
高・大生 | 600円 |
- ※中学生以下無料
関連リンク

《不死鳥》より「第二章 太古からの森」(部分)
2022-23年 個人蔵