演劇
狂言劇場 特別版 能『鷹姫』・狂言『楢山節考』

―狂言劇場 特別版― 能『鷹姫』・狂言『楢山節考』

チケット情報

―狂言劇場 特別版― 能『鷹姫』・狂言『楢山節考』

“舞台芸術=パフォーミング・アーツ”としての能・狂言を、特設能舞台で!

古典芸能に出自を持ちながら現代舞台芸術創作にも成果を残してきた野村萬斎芸術監督が、古典芸能の技法や発想を現代的な演出技術と融合させながら、新たな舞台芸術を創作します。
野村萬斎によりセレクトされた2作品、ウイリアム・バトラー・イェイツの「鷹の井戸」をモチーフとした新作能「鷹姫」と、民間伝承の棄老伝説を題材とした深沢七郎の短編小説を土台にした狂言「楢山節考」(1953年初演・2015年野村万作により58年ぶりに改訂上演)を、劇場空間における”舞台芸術(パフォーミングアーツ)としての能・狂言”として、当劇場に展開される特設能舞台にて上演いたします。

【みどころ】
野村万作と大槻文蔵という能-狂言の東-西の人間国宝が居並ぶ二つの演目「鷹姫」「楢山節考」をお届けします。二つは、「超自然⇔人間」「鷹(タカ)⇔鴉(カラス)」「永遠の生命⇔命を断ち切る行為」といった相いれない二つの要素を互いに持ち、さながら対になっていながらも一つのメッセージを我々に訴えます。二つに内在するものは「命」。そのまま現代日本社会をあらわすテーマでもあります。社会をうつす鏡のような二つの世界観が現代劇場空間に立ち上がります。ぜひ双方の作品を合わせてご覧ください。

演目:
Aプログラム=狂言「呼声(よびごえ)」 狂言「楢山節考(ならやまぶしこう)」
Bプログラム=舞囃子「三番叟(さんばそう)」 舞囃子「山姥(やまんば)」  能「鷹姫(たかひめ)」

演目詳細はこちら
※公式ホームページへリンクします

出演:
野村万作 野村萬斎 野村裕基/大槻文蔵 片山九郎右衛門/観世喜正 大槻裕一 万作の会 ほか
※演目によって出演者が異なります