これが最後だ。2020年、遂に「怪獣」が襲来する。
2015年11月に横浜で上演された映画監督・豊田利晃の初舞台作品「怪獣の教え」は、ライブと舞台と映画が融合された新しい空間を演出し、大盛況のうちに終了。その後2016年に会場を六本木ブルーシアターに拡大して公演。豊田は映画『青い春』『空中庭園』『クローズZERO EXPLODE』『泣き虫しょったんの奇跡』など数々の話題作を生み出し、2019年には16分の短編『狼煙が呼ぶ』を見事全国40スクリーンで公開し、話題をさらったことも記憶に新しい。そしてついに「怪獣の教え THE FINAL」が3度目の公演でファイナルを迎える。2020年の今、「怪獣」の衝撃を体感できるラストチャンスだ。
小笠原諸島の青い海。海の上を漂う一隻の船。船の上には二人の男。国家の秘密を暴露して、政府から追われる天作(窪塚洋介)。パラダイスで生きることの葛藤を胸に抱く、島育ちの大観(渋川清彦)。天作は東京で事件を起こし、島へ逃げてきた。従兄弟の大観に船を出してくれるように頼んだ。何か事件を起こして無人島にでも隠れるだろう、と大観は思っていた。しかし、天作の目的は別にあった。祖父から教えられた、『怪獣』を蘇らせることだった。一隻の船に乗り込むと二人は海へ出る。昨晩、二人はひとりの女性と会った。世界の島を転々としながら暮らす、アイランドホッパーのクッキー(芋生悠)。クッキーは怪獣の教えの秘密を知っていた…。
演出・脚本・映像
豊田利晃
音楽
TWIN TAIL 中村達也(Dr)ヤマジカズヒデ(Gt)青木ケイタ(Sax&Fl)/GOMA(Didgeridoo)
出演
窪塚洋介 渋川清彦 芋生悠
日時
2020/4/24(金)~5/3(日)
会場
横浜赤レンガ倉庫1号館 3階ホール
料金
¥9,500