演劇

ストーリー・コンサート『クララ-愛の物語-』

ストーリー・コンサート『クララ-愛の物語-』

公演情報

構成・演出

渡部玄一

出演

水 夏希(クララ役)
新納慎也(シューマン/ブラームス役)

演奏

岡田 愛(ソプラノ)
鷲見恵理子(ヴァイオリン)
渡部玄一(チェロ)
白石光隆(ピアノ)

日時

2019/12/12(木) 14:00開演 / 18:00開演

会場

よみうり大手町ホール

STORY

1819年9月13日、ピアノ教師フリードリッヒ・ヴィークの次女としてクララは生まれました。クララは幼少の頃より、ピアニストの才能を発揮し、天才少女としてその名は広まりました。やがてヴィーク氏は一人の青年を弟子にとります。青年の名前はロベルト・シューマン。大学で法律家を目指しますが音楽の道を諦めきれず、ピアニストを目指します。しかし、指のケガがもとで断念、作曲家を目指すようになりました。やがてクララとロ ベル トは互いに愛し合いますが、これに気付いた気難しく厳格なヴィークは二人を遠ざけます。ヴィークの二人に対する誹謗中傷はさらにエスカレートし、ロベルトはヴィークを名誉棄損で訴えます。そして2人結婚を許可する判決が下り、晴れて2人は結婚しました。

2人が結婚して13年の歳月が経ちました。そしてクララはピアニスト、ロベルトは作曲家として確固たる名声を手に入れました。2人はお互いに支え合ってきましたが、ロベルトは疲労から神経が衰弱していき、外部との接触を拒むようになりました。さらに病状は悪化し、彼の名声は落ちる一 方で した。そんな中、知人の紹介で訪問してきた若きヨハネス・ブラームスが自作のソナタをピアノで弾き始めると、ロベルトの顔に喜びの光が射しました。ロベルトはヨハネスのために「新しい道」と題した論評を発表しました。ロベルトの厚意に深く感謝したヨハネスは、彼の最も忠実な弟子となり、シューマン一家に明るい日差しを持ち込んだかのようでした。しかしロベルトの心の病は、密かに肥大していったのでした。

1854年2月、ロベルトはライン川に身を投げました。数年来、ロベルトを悩ませていた幻聴がいよいよ耐え難いものとなり、その後、療養施設に収容されました。知らせを聞いたヨハネスは急いで駆け付け、身重だったクララとシューマン家を助けました。こうした中でヨハネスとクララの距離は縮まり、2人の間には好意以上の感情が芽生えました。入院の2年半の間、ロベルトはあれほど愛していたクララとの面会を頑なに拒みました。

次第に自分を失い、時として獣のようにわめき散らす自分の姿を見せたくなかったのかも知れません。病院から危篤の知らせが届くと、クララは2年半ぶりに愛する夫の元に駆けつけました。そして不自由な体でクララを抱きしめるのでした。クララが到着した日から 翌々日、ロベルトは永遠の眠りにつきました。ヨハネスはその後、ヨーロッパを代表する大作曲家となりました。またクララも演奏家としてその名声を不動のものとしていきました。2人は強い愛情で結ばれ、時には夫婦のように、家族のように、また同志として、ロベルトの死後40年にわたって絆を深めていったのです。そんな2人にもやがて別れの時が訪れるのでした―。

曲リスト

<第1部 ロベルト>
シューマン
「あなたに初めてお会いして以来」
歌曲集 『女の愛と生涯』作品 42-1 詞:シャミッソー(ソプラノ、ピアノ)
幻想小品集 作品 73-1(チェロ、ピアノ)
交響的練習曲よりviii(ピアノソロ)
「クライスレリアーナ 」 より 第1曲(ピアノソロ)
「ウィーンの謝肉祭の道化」よりインテルメッツォ(ピアノソロ)
「献呈」 歌曲集『ミルテの花』作品 25 1 詞:リュッケルト(ソプラノ、ピアノ)
「くるみの木」 歌曲集『ミルテの花』作品 25 3 詞:モーゼン(ソプラノ、ピアノ)
ブラームス
ハンガリー舞曲 第5番(ヴァイオリン、チェロ、ピアノ)

<第2部 ヨハネス>
シューマン
「トロイメライ」『子どもの情景』作品 15-7(チェロ、ピアノ)
ブラームス
「エドヴァルト 」 ピアノ曲『 四つのバラード』 作品 10-1(ピアノソロ)
「永遠の愛について」 歌曲集 『四つの歌』作品 43-1 詞 ヴェンツィヒ(ソプラノ、ピアノ)
ヴァイオリンソナタ第2番イ長調 第1楽章(ヴァイオリン、 ピアノ)
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 第1楽章(ヴァイオリン、チェロ 、ピアノ)

※曲目は変更になることがあります。

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