演劇
M&Oplaysプロデュース「二度目の夏」

M&Oplaysプロデュース「二度目の夏」
撮影:渡部孝弘

チケット情報

M&Oplaysプロデュース「二度目の夏」

にじんでいた景色が涙がひとつぶ落ちた時みたいにはっきり見えてきたのでした。
そして知ったのです。 嫉妬ではない、私は強く愛していただけなのだと。
あれは、二度目の夏でした…。

作・演出

岩松 了

出演

東出昌大 太賀 水上京香 清水葉月 菅原永二 岩松 了 片桐はいり

公演スケジュール

7/20(土)~8/12(月·休) 東京・本多劇場
8/17(土)・8/18(日) 福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール
8/20(火) 広島・JMSアステールプラザ 大ホール
8/22(木) 静岡・静岡市民文化会館 中ホール
8/24(土)・8/25(日) 大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
8/27(火)・8/28(水) 愛知・日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
9/1(日) 神奈川・湘南台文化センター 市民シアター

Story

何不自由なく育った田宮慎一郎(東出昌大)は、代々続く田宮家の会社を継ぎ、六代目社長となった。そして二年前の11月、美しい娘・いずみ(水上京香)を娶った。

結婚して二度目の夏、二人の姿は郊外の別荘にあった。
夏の間、街中から別荘に居を移すのが、田宮家の習慣だったのだ。別荘には先代から仕えている今や相談役とも言うべき落合道子(片桐はいり)、家政婦の前田早紀子(清水葉月)、そして慎一郎の後輩でもあり親友でもある北島謙吾(太賀)という若者も滞在していた。

慎一郎が東京へ出張している間、いずみの遊び相手をつとめる謙吾。そんな二人を見るにつけ、悪い噂が立つことを、道子は心配していた。
道子は慎一郎に、いくら何でも北島といずみの距離が近すぎる、と進言するが、慎一郎は相手にしない。

東京出張が功を奏したので秘書の上野忠(菅原永二)も喜ぶ。慎一郎は、上野忠と家政婦の早紀子が内密に会っていることを知っていた。

やがて、道子の心配した通り、いずみと謙吾に噂が立つ。
噂はいずみの体調を悪くさせた。慎一郎は仕事でつきっきりになれないからと謙吾にいずみのそばにいてあげるように頼んだ。そしていつしか早紀子の気持ちが謙吾に移り、彼がいずみの看病をすることを妨げるようになる。そのことを感じた上野忠は謙吾に激しく嫉妬する。
………………………………。

ある夫婦。彼らの周りの男と女。ある夏。ある別荘。
嫉妬という人間の感情がドラマを生む。
――「嫉妬」にさいなまれた男が最終的にとった行動とは―――?
物語は、不穏な結末へと転がってゆく―――。

※内容・あらすじは変更になる可能性があります。

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