花火大会は場所取り不要? 特等席で夏の思い出をつくろう!
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いよいよ夏本番! 夏といえば!! 皆さんは何を思い浮かべますか? 海に山に、お祭りにと楽しいものがたくさんある季節です。特に花火大会は“夏の風物詩”と呼ばれるほど昔から親しまれているエンターテインメントコンテンツのひとつです。花火の美しさを競う花火大会のほかにも最近では、音と光の演出で、まるでライブコンサートのような花火大会など多岐に渡って進化し続けています。
そんな“夏の風物詩”である花火大会を、さらに楽しめる方法としてご紹介したいのは“有料席”!! この“有料席”はいわゆる“特別席”や“特等席”と呼ばれるエリアで花火の鑑賞ができます。一度知ったらクセになる? 今年の花火大会は特別席から堪能してみませんか? 花火の撮影ポイントも含めてご紹介します。
最大利点は“時短”!! 待たずスマートに花火大会が楽しめる花火大会の有料席って?
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年々増えている花火大会の有料席。やはり「綺麗に花火を見てみたい!」という方が増えてきているようです。花火大会というと、大会が始まる前に花火が見える見晴らしの良い場所を探してレジャーシートを敷き、屋台や最寄りのスーパーなどで飲み物と食べ物を買い込むという事前準備を行います。花火大会が開始したら持ち寄った飲食物を取り囲んで皆でワイワイしながら花火を楽しむ、というのが理想だったりします。ですが、花火大会当日になると、理想とは少し違った予想外のことが起きてしまいますよね。例えば、目的場所へ向かう途中の道が大混雑しており、なかなか辿り着けず、場所取りができなかったり、前もって花火が綺麗に見られる見晴らしの良い場所をみつけたと思い、大会当日に行ってみると人で溢れていて、結果、ゆっくりと花火鑑賞ができなかったなど。そのような苦い経験は、少なからずあるのではないでしょうか。
理想的な花火鑑賞に近づくためには、有料席がおすすめです! まず、最大の魅力として場所取りや準備の“時間短縮”が可能だということ。大人数グループや家族全員で、ゆっくり花火鑑賞をするには、何をとっても場所を取ることが重要となります。しかも、ただ場所を取るのではなく「花火がよく見える場所」となると、競争率が高くなること必至です。少しでも良い場所から見るために、大会が始まる5、6時間前に行っては、場所を取っている方もいらっしゃるようです。
有料席は苦労して場所を取る必要はなく、事前にチケットを購入するだけで、花火が綺麗に見られる絶景ポイントからの花火鑑賞を楽しむことができるんです!
席は花火大会によりますが、「指定席」と「自由席」があります。大半がチケット購入者のみしか入れないエリアとなっているため、人混みの中で花火鑑賞をするということはなく、しかも、いつでも座れる場所が確保できている状態なので、場所の心配することがなくなります。また、家族やグループでも楽しめる「グループ席」なども設けられています。
席の位置は、どの辺にあるのかというと、花火を打ち上げる場所の目の前だったり、音や光の演出込みで花火が楽しめるステージ前だったりします。川や海などの近くで行われる花火大会では、納涼船をはじめとした船を出して鑑賞する所もあるので、花火に近づいて鑑賞することができます。
花火大会で見られる花火の種類は?
割物
一般的によく見る打ち上げ花火です。割物の代表格として「菊」と「牡丹」があげられます。ドーンという音とともに大きな球体を描きます。
ポカ物
打ちあがって流れ星が落ちているような動きをしたり、蜂がぐるぐると飛んでいるような変則した動きをする打ち上げ花火です。「蜂」や「飛遊星」、「柳」などといった種類があります。
型物
アニメのキャラクターや絵文字やクローバーなどを模られた打ち上げ花火です。
仕掛け花火
打ち上げ花火とは違い、地上に設置し着火ボタンを使い、絵柄や文字などを花火で表現します。有名なのは滝を表現している「ナイアガラ」など音と光の演出にてより魅力を増す花火です。
花火大会ではおなじみ!「スターマイン」は花火の種類ではなく、打ち上げ方法!
花火大会のアナウンス放送や公式ホームページなどでみかける「スターマイン」。実は打ち上げ方法のひとつで「速射連発」と言い、花火を連続して打ち上げます。多い時で100発単位で打ち上げられることもあり、夜の空を華やかに彩ります。ちなみに複数ヶ所にて同時に打ち上げる花火を「ワイドスターマイン」や、パソコンの制御システムほか制御装置を使い寸分の狂いもなく打ち上げられる「デジタルスターマイン」といったものもあります。
花火の大きさは「尺」で決まる?
花火の大きさは、その花火玉の直径で決まります。単位は「寸」と「尺」が主に使われており、「1寸=約3.03センチ」が10個集まってできるのが「1尺=約30.303センチ」となります。
例)10寸=1尺 です。
花火玉は、2寸玉からスターマインなどで連続して打ち上げられます。10寸玉は1尺玉とは呼ばわれず「尺玉」と呼びます。直径にして約30センチ、靴のサイズと比べるとその大きさがわかりますね。「尺玉」から「二尺玉」、「三尺玉」、「四尺玉」と徐々に大きくなります。ちなみに最近では「号(1寸=1号)」と呼ばれることもあります。
また、花火が開花する直径サイズは、打ちあがる高さと大体一緒なんだそうです。例えば「尺玉」は開花の直径は約320メートルに対し、打ちあがる高さは約330メートル。「二尺玉」は、開花の直径は約480メートルに対し、打ちあがる高さは約500メートルと、大きければ大きいほど高く大きく打ちあがります。
なお“世界一大きい花火”として、ギネス世界記録にも登録されたことのある花火を、日本国内で見ることができるんです! その花火とは、新潟県・片貝まつりで打ち上げられる「四尺玉」、正しくは「正四尺玉」と言います。この花火の開花の直径は、なんと約800メートル!! ということは、打ちあがる高さも約800メートルを超えます。どれくらいのサイズかというと、日本一高い建物よりも高い位置で、巨大な花火が打ちあがることとなります。
ちなみに花火玉の重量に関しては「尺玉」で約8.5キロです。ボウリングの16ポンドのボール(約7.2キロ)よりも重いです。“世界一大きい花火”の「四尺玉」ではなんと約420キロにもおよびます! 大体400㏄のオートバイ1台分くらいの重さに匹敵します。
「大体これくらいかな?」というサイズ感がわかっていると、花火を撮影の際に撮りやすくなります。
有料席チケット購入は簡単に取れる!
上でも書いたように有料席のメリットとしては、場所取りや事前準備の“時間短縮”ができるということ! チケットを購入したら、後は花火大会会場に行くだけです。花火大会にもよりますが、チケット1名分から最大50名分まで申し込める特別席もあります。町内会や同窓会、サークルなどちょっとしたパーティーが開けますね!
そのほかに有料席では、浴衣がレンタルできる特典が付いている花火大会や、駐車券、グルメクーポンなどが付いてくる花火大会もあり、特典は多様にあります。また、有料席チケット購入者のみしか入れないエリアでは、ライブコンサートが開かれていたり、歌舞伎の演目が行われたりといったイベントをはじめ、エリア限定の屋台や、飲み物の立ち売りなどものほかにもトイレなどが完備している花火大会もあるので、快適に花火を堪能することができます。
・大人数グループで花火鑑賞したい
・デートでちょっとスマートに花火鑑賞してみたい
・家族全員でゆっくり花火鑑賞がしたい
・日頃の感謝を込めてサプライズプレゼントとして花火鑑賞を送りたい
と思っている方は、ぜひ有料席はいかがでしょうか。もちろんこの席は、ベストポジションで写真撮影が臨めるので、カメラ撮影をしながら花火鑑賞をされる方にも最適です。
ローチケでは現在、全国各地の花火大会を特集しています。お近くの花火大会、もしくは旅行先での花火大会など開催日を要チェック!
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花火大会でよく聞く掛け声「たまやー」「かぎやー」の由来
よく花火大会で聞かれるあの掛け声。実は江戸時代に活躍していた花火屋さんの名前なんです。「鍵屋」から、のれん分けしてもらった「玉屋」と一緒に切磋琢磨し、江戸時代の花火を盛り上げていました。現在でもこの「鍵屋」は最も古い花火屋として現存しています。もしかしたら皆さんが見ている花火は「鍵屋」によるものかも?
花火大会で役立つ!持っていくべき持ち物
・冷凍食品の枝豆・ゼリー
1~2時間で自然解凍で食べられる状態になるうえに、飲み物と一緒に入れておけば保冷の役割も。
・コンビニエンスストアやスーパーなどのビニール袋
臨時のレジャーシートになるうえに、ゴミ袋にもなる優れものです。
・折り畳み傘
にわか雨やゲリラ豪雨など不安定な天候の際に役立ちます。常備持っておくと心強いです。
・携帯充電器
・ウェットティッシュ
・虫よけスプレー・シール・リングなど
花火大会の思い出を写真や動画で! スマートフォンでの撮影ポイント!!
連写して「これだ!」と思う1枚をみつけましょう。※画像はスマホで連写した中から
カメラの一眼レフや、コンパクトカメラでも花火は綺麗に撮ることはできますが、ここではスマートフォンでの撮り方ポイントをご紹介します。
基本、花火大会は夜に行われます。暗い所で行われるために撮影した写真がブレていたり、ピンぼけを起こしたりすることが多くなります。そこで、おすすめしたい撮影方法は連写です。連写した写真の中から「これだ!」と思う1枚をみつけましょう。撮影する際は片手でも撮ることはできますが、夜だと手ブレが起きやすい状態となっているので、手ブレ防止のため両手でスマホを持って、肘を脇に固定し撮影してみてください。また、カメラの設定が変更できる場合は「夜景モード」や「花火モード」などにしてみましょう。ちょっと違って撮れるかも?
また、どの花火でも必ず煙が発生します。多くの花火が打ち上げられると、一時的に煙幕のような状態になって見えないことがあります。花火大会中ずっと鮮明に見るためには、風上となる方角や、位置を事前に調べることが大切です。風上にいれば、自ずと花火の煙が風下に流れ、いつでも鮮明に花火鑑賞をすることができる、まさにベストポジションとなるのです。ぜひ、おでかけをする前に風向をチェックしてみてください。風上か風下かを調べるには、天気情報がおすすめです。
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なお、花火の種類によって撮影ポイントが違ってきます。打ち上げ花火の「割物」は球体のため、どこからみても丸く見えるのが特徴です。その特徴を活かして画面いっぱいに撮るようにしましょう。また、仕掛け花火や連続して打ち上げる「スターマイン」、「ワイドスターマイン」はスマートフォンを横にして撮ると全体を撮ることができます。また、ピントを中央に合わせておくと良いです。
花火が打ちあがる途中でピントを合わせます。※画像はイメージです
打ち上げ花火の「型物」や「ポカ物」を撮影する場合は、タイミングが重要です。打ち上げている時にはカメラを構えておいて、1秒先を見越してシャッターを押すようにしましょう。上記写真のように花火が打ちあがる途中でピントを合わせ、花火と合わせて角度を変え、開花したら撮影してください。
いかがでしたか? いよいよ夏本番! 今年の花火大会は、ぜひ有料席で花火を思う存分堪能しよう!
2020年全国おすすめ花火大会!
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2020年8月おすすめ花火大会
2020/8/1(土)~8/23(日)開催 ※千葉県・富津市
マザー牧場 サマーナイトファーム2020花火鑑賞席前売食事券
2020/8/8(土)開催 ※北海道・札幌市
第11回 ばんけい夏祭り・大花火大会&BMFばんけいミュージックフェスティバル2020
2020/8/8(土)、8/9(日)開催 ※静岡県・三島市
ナイトスカイウォーク 花火祭
2020/8/23(日)開催 ※青森県・八戸市
第40回八戸花火大会応援チケット
2020年9月おすすめ花火大会
2020年10月おすすめ花火大会
2020/10/3(土)~10/4(日)開催 ※大阪府・泉南市
泉州夢花火