【インタビュー】ヤバイTシャツ屋さん

5/11＆12に志摩スペイン村で貸切ワンマンライブを開催！

結成10周年を迎え、その充実ぶりにますます磨きがかかるヤバイTシャツ屋さんが5月11、12日に三重県にある志摩スペイン村パルケエスパーニャにてワンマンライブを開催する。本来は4年前におこなわれる予定であったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあって断念。満を持してのリベンジ公演でもある。

ありぼぼ「声も出せて、何も制限がないような状況でやることがいちばんですから。元々、そのつもりで組んでいたライブだったし」

こやまたくや「4年経って僕ら自身もパワーアップしてるから、この10周年のタイミングでちゃんとできるのもいいタイミングかな、と」

志摩スペイン村は「完成されている、洗練されているテーマパーク。世界観や内容も凄い」とありぼぼが語るほどの場所ではあるが、「並ばないから乗り放題」や「空いているから映え放題」など、自虐的にアピールするユーモアさもあり、ヤバTとは相性抜群。シングル『スペインのひみつ』の特典映像の撮影でスペイン村を訪れ、CMソング「きっとパルケエスパーニャ」を担当し、ワンマンライブの開催までスムーズに進んだのも頷ける話だ。

こやま「ノリがいいですよね。僕らのCMソングもノリで決まったんで。社長さんが『CMやってよ』みたいな(笑)」

ありぼぼ「その後は園内でCMソングとは関係ない(ヤバTの)曲まで流してくれたり」

もりもりもと「大阪城ホールで流した映像の撮影でもキャラクターが全員来てくれました」

また、4年の月日を経て、イベントとしてもスケールアップ。前回は特設ステージでのライブのみの予定だったが、今回は志摩スペイン村を2日間貸切。ライブはもちろんのこと、ヤバTらしさを存分に味わえることだろう。

こやま「園内をヤバTジャックみたいな企画をいろいろと考えてて。コラボフードとかもそうだし、できるかわからんこともあるんですけど、アトラクションとかショーとか、アイデアを練っているところです」

ありぼぼ「私たちのライブはライブで楽しんでもらいたいんですけど、どちらかと言うとエンタメショーを観に行くぐらいのノリで来てもらえれば(笑)」

もりもと「園内を楽しんでもらった後にライブを観るっていう」

非日常感溢れる環境の野外ライブは強く心に残る思い出になることは間違いない。開催時期は5月ということもあり、暑すぎず寒すぎず、絶好の環境で楽しめるはずだ。

ありぼぼ「風を感じながらライブを観たり、したりするのは気持ちいいですよね。ライブハウスとはまた違う、熱気がありながらも心地いいような」

もりもと「いつもとは違った開放感がありますよね」

昨年はホールツアーから始まり、ベストアルバムのリリース、現在は47都道府県ツアーの真っ最中という結成10周年という節目らしい1年を過ごした。

ありぼぼ「自分たちで節目を作っている感がありますね。ツアーも47都道府県57公演もあり、その間にベストアルバムも出して。10周年を盛り上げよう、盛り上げようと(笑)」

もりもと「盛り上がらなかったらどうしようとも思ってたんですけど(笑)、楽しくやれてますし。(10周年で解禁した)テレビ歌唱も喜んでもらえてますし、派手に過ごしてます」

どれだけ忙しくても睡眠さえ取れれば大丈夫と口を揃える彼ら。今年も破竹の勢いで突き進んでいき、志摩スペイン村でのワンマンもきっと大成功させるに違いない。

こやま「成功させて、今後に繋げたいなと思っています。もしかしたら来年はもっと大きくして、となるかもしれないし、10周年だけの特別な日になるかもわからへんし。それはやってみないとわからへんところがあるから、まずは成功させたいです」

ありぼぼ「みんなが喜んでくれるのがいちばんいいですよね。私たちとしては『また次があったら絶対に行きたい！』と言われるようなイベントにすることが大成功になるのかなと思っています」