【インタビュー】真っ白なキャンバス

それぞれの道へ進む白キャンが集大成のラストライブ！

2017年11月の結成から7年間、葛藤と前向きな感情を歌とダンスで伝え、多くのファンの共感を生んできた7人組アイドルグループ、真っ白なキャンバス(以下、白キャン)が、11月4日のライブをもって解散することが発表された。

小野寺梓「メンバーと運営さんとみんなで話し合って決めた結果です。それぞれの道を進むことを全員で決めました」

白キャンの活動を通じて、アイドルとして人間として成長を遂げた彼女たち。11月4日に幕張メッセ 幕張イベントホールでおこなわれるラストライブ『明日も変わらない1日を』に込めるそれぞれの思いを聞いた。

小野寺「白キャンが始まったときは事務所すら所属してなかったし、ほんとに何もないところから始まったんです。私たちは結成したときから幕張メッセでのワンマンを目標に掲げて活動してきたので、7年間かけてようやくたどり着く場所です。だから、ファンの方には今までの感謝を伝えたいし、白キャンにあまり興味が無い方にも7年かけて夢を叶えるストーリーの最後の日を見ていただきたいって気持ちがあります。実話の1本の映画みたいな、白キャンの軌跡を届ける日って感覚もあります。白キャンが掲げてきた、いろんな人に勇気を与えたいってメッセージをラストライブでも伝えたいですし、7年かけて叶える私たちの夢を、ひとりでも多くの方たちに見てほしいです」

三浦菜々子「個人的な話ですけど、前にいたグループは最後のライブが無く終わったんです。こうしてちゃんとライブをやってグループを終えられるのがすごくありがたいんです。だからこそ、メンバーみんなと一緒に白キャンをやり切って終わりたいです」

橋本美桜「私は最後のライブが終わったあと、みなさんに白キャンが忘れられちゃうんじゃないかな？って不安があるんです。でも、欲を言えばちょっと惜しまれたいなって最近すごい思うんです。グループが終わっても白キャンを忘れてほしくないし、みなさんに白キャンと同じ時代を過ごせてよかったって言ってもらえるような心に残るライブにしたいです」

西野千明「白キャンのライブはもうできないしほんとに最後だから、自分の全部をライブにぶつけたいです。いつもライブは全力でやってるけど、それ以上に何も残さない勢いで真っ白に完全燃焼したいと思ってます」

浜辺ゆりな「白キャンの最後のライブだから、ファンの人にも一生忘れない思い出にしてほしいし、ゆりなも幸せを噛みしめたいです。みなさんに、この7人が好きだ、白キャン最高だなって思ってもらえるようなライブをしたいです。私は加入した頃はほんとに全然何もできなかったけどこんなに大きく成長できたよってところを見せたいし、普段ライブであまり泣かないようにしてるんですけど、最後は泣いていいかなって思ってます(笑)」

麦田ひかる「今まで学校の卒業とかあんまり悲しいって思わなかったし、早く卒業したいと思ってたんですけど、初めて解散に対して悲しいって気持ちになったんです。だから、その気持ちを大切にして、白キャンをちゃんと噛み締めて最後のライブを迎えたいなと思います」

鈴木えま「やっと幕張に立てるから、自分がめっちゃ楽しもうって気持ちがあります。いつも練習したぶんちゃんとライブしたいって思いはあるけど、毎回どれだけやっても後悔しちゃうんですよ。だから白キャン最後のライブなので、全力で頑張りつつ全力で楽しもうって思ってます。あとファンの人に、今までの感謝を伝えられるようなライブにしたいです」