【インタビュー】NOA

2025/6/15(日)

NOA

1日限りの5周年記念スペシャルライブ開催決定!「僕自身のことを包み隠さず伝えたい」

今年アーティストデビュー5周年を迎え、4月28日には、『NOA FAN MEETING TOUR2025「Dear NOANA」』を完走したNOA。

「ライブとは違った世界観の作りにしたいと思って準備をしたファンミーティングでした。例えば、“ライブでやるにはちょっとポップすぎるかな”というものを詰め込んだり、NOANA(NOAのファンの呼称)の皆さんがもっている僕の曲に関するエピソードを集めて僕がそれを演じてみたり。今年5周年を迎えたこともあって、NOANAの皆さんと今まで以上に濃い時間が過ごせたらと思っていました。もちろんどの公演にもそれぞれの思い出がありましたが、横浜公演2部の最後に歌った『Red Light』は特にグッと来ましたね。NOANAに向けて歌っている感覚がすごくありましたし、心の距離も近かったような気がします。アーティストになって、その感覚を一番強く感じたかもしれません」

そんなファンミーティングツアーを経て、9月13日には5周年を記念する1日限りのスペシャルライブ『NOA 5th Anniversary Special Live』が行われる。

「ライブや曲などを含め、今までは僕の前向きな一面を皆さんにお届けしたいという思いで活動してきました。でもこの5年間を振り返ると、うまくいかないことや悩んだ時期もありました。今回のライブでは明るい部分だけではなく、これまでの葛藤や悩みみたいな部分も表現できればと思っています。僕自身のことを包み隠さずお伝えする、ずっと言いたかったけど言葉にしてこなかったことも全部言わせてください、というイメージです。すでにそのマインドで曲のアレンジもしているので、新しいNOAが見られると思います」

NOAのライブでは楽曲をアレンジして披露することも少なくない。どんな思いでアレンジに向き合っているのだろうか。

「アレンジをすることで色の幅が広がるんですよね。赤だった曲がすごく濃い赤になる、というような化学反応が起きやすいんです。それに音の厚みも増しますし、曲に込めた僕の意思がより伝わりやすくなると思っています。いつかは、アレンジした楽曲を集めたアルバムなんかも作ってみたいです」

もちろんライブの準備も順調のようだ。

「ポジティブな部分もネガティブな部分も見せるというコンセプトから『光と影』というようなワードを出してみたりと、今回のライブはテーマを決めることからスタートしました。そこから構成を作り始めたのですが、今年の1月くらいにはオープニングSEの制作はもうスタートしていましたね。今は2曲目までの構成ができたところです(取材は5月上旬に実施)。普段のライブは結構ギリギリのスケジュールで進めているのですが、今回はとくに燃えているのかな(笑)。やりたいことが多すぎて、早めに準備を始めないと間に合わないと思って。その分、濃い内容のライブになると思います」

どんな楽しみ方ができそうか聞いてみると?

「まだ決定事項がほとんどないのですが、いろんな僕を見てもらえると思います。これまでダンサーと一緒にパフォーマンスをしたり、バンドと演奏したりなどしてきましたが、この5年でやった様々な形のパフォーマンスができたらいいな、と。“NOAの全部を詰め込んでみました”という内容になるのかな(笑)。ずっと応援してくれていた方はもちろん、この日初めて見る方でも僕のすべてが分かってもらえると思います。この先の僕の活動にも繋がるライブになりますし、来て後悔はさせません!」


誌面連動Q&A

  • Q.
    手土産を選ぶポイントは?

A.
「自分が好きなものから選ぶということは大切にしています。食べ物を差し入れるにしても、自分が過去に食べて美味しいと感じたものを。その中から相手や場面を想像してセレクトしているんです。お店の名前は忘れてしまったのですが、一時期はプリンを選ぶことが多かったですね。サイズも小ぶりで手軽に食べれるけど美味しくて。フレーバーもたくさんあったので、選ぶときから楽しめました」

プロフィール

NOA/のあ

作曲、作詞、ダンスの振付まで手掛けるトリリンガル(日本語・英語・韓国語)ソロアーティスト。国内外のアーティストとも積極的にコラボし、ジャンルに囚われない幅広い楽曲を制作している。

公演情報

NOA 5th Anniversary Special Live

  • 9/13(土) 17:00 神奈川・横浜BUNTAI

インタビュー・文/高橋梓
構成/月刊ローチケ編集部 6月15日号より転載


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