【インタビュー】NEMOPHILA
2023/10/15(日)
ライブ三昧の日々から憧れの日本武道館公演へ!
NEMOPHILAの猛攻が止まらない。年明け早々にメンバー全員による初ワンマンツアー「Seizethe Fate」を開催、3月からは同タイトルのUSツアー、5~6月にはROTTENGRAFFTYや花冷え。、Survive Said The Prophet、デーモン閣下を迎えた対バンZeppツアーをおこなうなど、ライブ三昧の日々を過ごしてきた。
mayu「私たち自身、“ぶっ詰まってんな!”って思いながら活動してるんですけど(笑)。どのライブでもいろんな刺激をもらえるのが楽しいです。対バン相手の方々からは、たくさん勉強させてもらえましたし」
葉月「いろんなツアーを通して、メンバーの人となりがより理解できたところもあって。バンドとしての絆がさらに深まったことは、演奏にもしっかり反映していってると思います」
7月には、結成4周年のアニバーサリーホールツアー「Rizing-NEMO」を東京と兵庫で開催。会場を埋め尽くしたたくさんのファンたちとともに、ひとつの節目をその歴史に刻み込んだ。
葉月「満員の会場を見た瞬間、思わず泣きそうになりましたね。4年間やってきてよかったと心から思えたし、また未来に向けて気合い入れていくぞっていう気持ちにもなれて」
mayu「たくさんのファンの方々がいてくれることが本当に心強くて。それをエネルギーに変えてライブすることができました。自分たちにとって一つの分岐点になったツアーでした」
そんなNEMOPHILAが、11月8日にニューEP「The Initial Impulse」をリリースする。今作にはMETALLICAやSlipknot、System of a Down、Limp Bizkitといったメンバーのルーツに直結した海外アーティスト楽曲のカバーと、書き下ろしの新曲が収録されている。
mayu「なかなか鬼畜な選曲にはなったんですけど(笑)、今回は“せーの”で一発録りをするっていうチャレンジもしています」
葉月「みんなでグルーブを感じながら音を合わせていくレコーディングがすごく新鮮で。その場で出たアイデアを試したりできたのもバンドっぽくて楽しかったですね。新曲も含め、じっくり楽しんでもらえたらうれしいです」
11月10日からは全12カ所を巡る年またぎのワンマンツアー『おしくらまんじゅう押されて笑おう』もスタート。大充実となった今年の活動で得たバンドとしての大きな成長を実感できる圧倒的なライブになることは間違いないだろう。
mayu「成長を思いきりブツける気持ちは湧き溢れてますね(笑)。来てくれたすべての人に、私たちがどんなバンドなのか一目でわかってもらえるライブをしようと思ってます」
葉月「いろんな規制が取っ払われた状況でのツアーなので、とにかく楽しみたいですね。毎公演、戦いに行く気持ちで臨みます」
ツアーファイナルは来年2月17日。ついにNEMOPHILAが日本武道館のステージに立つこととなる!
mayu「結成5年目を突っ走ってる私たちの、未来に向けた意思表示をしっかり届けようと思います。日本武道館のステージが、来年のNEMOPHILAの新しい形を作っていくんじゃないかな」
葉月「決まった瞬間は、嬉しさ半分、プレッシャー半分な心境でしたけど(笑)、憧れていた夢の舞台ですからね。今まで積み重ねてきた経験を全部ぶつけます。もうやるしかねえ!」
プロフィール
NEMOPHILA /ねもふぃら
“音は地獄のように激しく、その他はゆるふわ”を標榜するガールズバンド。メンバーはmayu(Vo.)、SAKI(Gt.)、葉月(Gt.)、ハラグチサン(Ba.)、むらたたむ(Dr.)。
公演情報
NEMOPHILA 5th Anniversary ~地獄のゆるふわ LIVE at 日本武道館~
- ʼ24/2/17(土) 東京・日本武道館
NEMOPHILAワンマンツアー ~おしくらまんじゅう押されて笑おう~
- 11/10(金) 神奈川・CLUB CITTA'
- 11/11(土) 新潟NEXS
- 11/17(金) 愛知・Electric Lady Land
- 11/19(日) 兵庫・神戸VARIT.
- 12/2(土) 北海道・BESSIE HALL
- 12/15(金) GORILLA HALL OSAKA
- 12/23(土) 石川・金沢EIGHT HALL
- 12/24(日) 長野CLUB JUNK BOX
- ʼ24/1/7(日) 岡山CRAZYMAMA KINGDOM
- 1/8(月・祝) 福岡DRUM LOGOS
- 1/13(土) 宮城・仙台Rensa
インタビュー・文/もりひでゆき
構成/月刊ローチケ編集部 10月15日号より転載