【インタビュー】Verde/＆ユナイト＆Azavana＆BugLug（MASKED）

2025/5/15(木)

総勢29組のアーティストが渋谷に集結　V系イベント『MASKED』開催！

“ビジュアル系を世界へ”をコンセプトに始動したプロジェクト『MASKED』が、渋谷3会場に総勢29組のアーティストを集め、渋谷エリアを巻き込んだV系イベント『MASKED』を開催する。出演者を代表して話を聞いたAzavanaの遼（Vo）、Verde/のShou（Vo）、BugLugの一聖（Vo）、ユナイトの希（Vo）も、いままでとは異なるV系の新たな祭典ということで意気込みも熱い。

希「MASKED＝仮面とは隠すためのものであると同時にその奥にある本当の自分を際立たせるもの。イベント名には、今のビジュアル系はただのスタイルではなく、そういう二面性や奥深さをもったカルチャーなんだというメッセージが込められているように感じてます」

遼「まだ見せたことがない自分を引き出されるイベントになりそうでワクワクしてます」

一聖「最近のイベントはやります→やりました→終了って印象がどことなくあったから、まずこんなインタビューがあること自体に感謝！」

Shou「主催者の戦略性と熱がずば抜けてます」

例えば、27人の出演ヴォーカリストを撮影してコラージュした告知フライヤーは、公開と同時にSNSでトレンド入りするほど話題になった。

一聖「昔と違って撮り下ろしをする媒体が少ない中、イベントでこれをやるのはイレギュラー」

遼「主催者様の本気度を感じましたね」

希「普段のユナイトとは違った角度で自分を表現する機会を頂けてありがたかったです」

Shou「フライヤーでは自分の写真の扱いが小さかったので(笑)。もっと頑張ろうと思いました」

そんな彼らが思う今のビジュアル系とは。

希「汗と涙と青春です。人のエネルギーが何倍にも増幅されて音楽やメイク、パフォーマンスという形で表現されていくジャンル」

遼「楽曲だけではなく、ヘアメイクや衣装で自分たちの世界観を自由に表現できる場所」

一聖「ビジュアル系＝装備品に覆われたバンドと考えていて。これまで培った経験が装備品という名のメイクや衣装、作品やファンになり、その装備品がどんどん進化していく過程がビジュアルル系の面白さだと考えています」

Shou「人の“痛み”に一番寄り添えるジャンルです。柔軟性があるのもビジュアル系の強み。このジャンルを生み出した世代の先輩方は誇るべき存在なので、このMASKED世代で新しい化学反応を起こし、シーンに風穴をあけたいです」

本イベントの公式YouTubeチャンネルでは、出演者がアニメーション姿で登場して行なう対談動画を公開するなど、MASKED世代ならではのユニークな手法を通して、普段V系に馴染みのない人にも『MASKED』参加を積極的にPRしている彼ら。

一聖「初見で参加する人は、まずしっかり見ることが大事」

Shou「ファンのパフォーマンスが素晴らしいのもビジュアル系の魅力。どのバンドの創り上げるノリが自分に合うか、なにをメッセージとしているのかも注目して見てください」

希「最初から全力で楽しめるのは一握りの天才か変人ぐらい(笑)。先輩バンギャ、ギャオさんたちの雄姿を遠目から眺めるだけでも楽しいので、そこから徐々に雰囲気に浸っていけばいい」

遼「慣れたら、とにかく声を出せ！」

そうして、当日は会場で様々なバンドが繰り出すＶ系の魅力を思う存分楽しんでもらいたい。

希「今のビジュアル系の空気をぎゅっと詰め込んだ1日になるのは間違いないです」

遼「全員でぶつけ合いましょう！」

Shou「チャレンジャーとして楽しみます」

一聖「未来の予想はできませんが、ただ、めっちゃ笑顔で終われたらいいなと思ってます」