【インタビュー】神はサイコロを振らない

2022/9/15(木)

神はサイコロを振らない

神サイ、自身初Zepp Tour開催!

メジャーデビュー2周年の記念日7月17日、神サイはLINE CUBE SHIBUYAでのファイナル公演をもって、全国ツアー『事象の地平線』を完走した。

柳田「2020年以降、『声出しできないからこそのライヴチューンをガンガンつくっていこう』という想いでずっと楽曲をつくってはライブをしてきて、その2年間の集大成となるツアーでした。僕らの愛、そしてお客さんからの愛も感じ取れる、意味のあるツアーだったと思っています」

この取材前夜、一人で写真を見返しながらツアーを振り返っていたという柳田。声の不調を抱えたまま本番を迎えた島根公演では、ステージに立つと奇跡的に回復。無事に歌いきることができた。

柳田「僕を助けようとしてくれたメンバー3人の気持ちが音に乗って、お客さんがそれに応えてくれて。スタッフさんたちも含め、チームで乗り越えることができて…すごく強い“人間の力”をもらった日でした。4人で一つの塊という、ロックバンドらしさを証明できたツアーでもありました」

吉田「一瞬で終わってしまったツアーだったんですけど、ドラマもあり、極地に立たされて自分が成長できた面もあります。音楽的な部分で毎ライブ自分の中でチャレンジをしていたので、メンタルだけではなくスキル的にもすごく実りあるツアーになったなと思います」

黒川「『楽しかったな』というのが一番大きいですね。以前はお客さんがシーンとしていることも多かったんですけど、今回は『もし声を出してOKの状況だったら出ているんだろうな』と、僕はステージの一番後ろから見ながら感じていました」

桐木「人間的にも技術的にも、1本ずつ成長できたなと思うツアーでした。ツアーが始まる前とは違う人間なんじゃないかというぐらい精神状態が変わったと思います。自分のこと、バンドのこと、音楽に対する気持ち、お客さんに対する気持ち…具体的に言葉にするのが難しいんですけど全てアップデートされて、考えがより可視化された気がします」

ファイナルのステージ上で、初のZepp Tour開催を発表してファンを歓喜させた。

吉田「前ツアー同様初日が福岡で、地元から安心して旅立てるのは嬉しいです。ホームであるがゆえのプレッシャーも感じていますが、福岡はいいスタートを切れる発射台。楽しみですね」

桐木「ステージに立ったら、『終わった頃にどういう感情になっているんだろう?』というのが自分自身、今から楽しみです」

黒川「Zepp Tourは、自分の一つの目標でした。以前Zeppにお客さんとして観に行ったとき、ビシバシ何かが伝わってくる空気感がすごかったんです。そのステージに自分たちが立てるのが嬉しいですし、昔の自分みたいに、次の世代の若い子たちにその感覚を味わわせてあげたいです」

柳田「時期的に冬真っ只中で、『季節が春に向かって早く暖かくなってほしい』という願いを込めて、『雪融けを願う飛行船』というタイトルを付けています。『シンガロングできるようになっていたらいいな』という希望も捨てていなくて、その意味も含めています。Zeppの由来がツェッペリン号なので、飛行船という言葉も入れて。ファイナルが羽田空港の傍にあるZepp Hanedaなので、それも掛けています。 今年はありがたいことに各地の夏フェスに呼んでいただいていて、そこでもう一回り成長した4人を見られるツアーになるはず。このツアーを皮切りに、神サイとして、更に高く飛び立っていきたいです」

 

プロフィール

カミハサイコロヲフラナイ

柳田周作(Vo)、吉田喜一(Gt)、桐木岳貢(Ba)、黒川亮介(Dr)からなる福岡発4人組ロックンド。

公演情報

Zepp Tour 2023「雪融けを願う飛行船」

  • ’23/1/15(日)17:30 Zepp Fukuoka
  • 1/21(土)18:00 Zepp Nagoya
  • 1/22(日)17:30 Zepp Osaka Bayside
  • 1/29(日)17:30 Zepp Sapporo
  • 2/5(日)17:30 Zepp Haneda(TOKYO)

インタビュー・文/大前多恵
構成/月刊ローチケ編集部 9月15日号より転載

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