【インタビュー】GReeeeN
2023/5/15(月)
全49公演の全国ツアーを開催!
GReeeeNが全国49公演のツアーを開催する。この過去最大規模のツアーを前に、メンバーの総意として、GReeeeN名義でインタビューに答えてもらった。(インタビュー&文・森朋之)
「キセキ」「愛唄」「遥か」など世代を超えて強い支持を獲得しつづけているGReeeeN。その存在感はここ数年、さらに強まっている。
昨年は全国ツアー「GReeeeNと不思議な大脱走」を開催。さらに今年1月には大阪・大阪城ホール、東京・国立代々木競技場 第一体育館でのアリーナ公演も成功させた。
「2022年は長期間のツアーを通して、これまでのGReeeeNの歩みを振り返ることができました。私たち4人だけではここまで来れなかったこと、そして、これからもGReeeeNとしてまだまだ前に進んで行きたいと強く感じました」
2022年12月にはアルバム『ロッキンビーツ』をリリース。アルバムタイトルは、デビュー時のキャッチコピーに由来しているという。
「2022年はGReeeeNの活動の節目の1年だったと感じています。そこでまた楽曲制作から見つめ直し、原点に戻る気持ちで制作しました。今のGReeeeNと時に懐かしさも感じられるアルバムになったと感じています」
今年に入ってからも新曲を続々とリリース。モータウン的なサウンドと前向きなメッセージが響き合う「グリンピース」、そして、NHKドラマ10「育休刑事」の主題歌「LIFE」も話題を集めている。
「『グリンピース』は、“負けんなLOVE&PEACE”をキーワードにしながら制作していました。世の中ではたくさんのことが起きますが、それでも負けてはならないという想いを込めています。『LIFE』のテーマは大事な人との関係です。すれ違いも、過ちも背負って、それでも僕らの毎日を輝かせてくれるのは、やはり人と人の間に生まれます。何度も“あちゃー”と思いながらも大事な人をもっともっと大事にしていきたい。そういう気持ちを届けていくのが大切なのかなという想いを曲にしてみました」
そして6月からは全国ツアー『“The GAME”』がスタート。約半年間、全49公演のGReeeeN史上最大規模のツアーだ。
「世界中で日常が変化してしまいました。それがようやく元の生活に戻ろうとしています。その新たなスタート地点として日本中で僕たちの想いを伝えられたらと考えています。これまでに開催していない場所にも行くことで、より多くの人にまた出会いたいです」
ライブの醍醐味について、「私たちの音楽や表現方法を楽しんでくださる方々と一緒に過ごす、そして、貴重で素晴らしい一瞬一瞬を作り出す、かけがえのない場所だと思っています」というGReeeeN。コロナ禍以降もツアーを精力的に続けていることからも、ライブに対するモチベーションがさらに強くなっているのがわかる。
「長い期間のコロナ禍で様々な制限がありました。その中でも楽しんでくださる方もたくさんいました。そして今年になって制限も少しずつ解けてきて、また皆さんと大合唱できることにとても感動しています。また皆さんと最高の一瞬一瞬を作っていきたいです」
リスナーの日常や人生に寄り添い、パワーを与えてくれるGReeeeN。キャリア最大規模のツアーによって彼らの音楽は、さらに幅広い人々に届けられることになりそうだ。
「今年のツアーもメンバーで楽しみながら準備してきました。ここでしか味わえない瞬間を皆さんと共有できることを、私たちは本当に楽しみにしています。ぜひ最高の思い出を作りましょう!」
プロフィール
GReeeeN/ぐりーん
HIDE、navi、92、SOHの男性4人組、福島県で結成されたボーカルグループ。
公演情報
GReeeeN LIVE TOUR 2023 “The GAME”
- 6/24(土) 神奈川・相模女子大学グリーンホール(相模原市文化会館)
- 6/25(日) 東京・LINE CUBE SHIBUYA
- 7/1(土) 愛媛・松山市民会館 大ホール
- 7/2(日) 高知・高知県立県民文化ホール オレンジホール
- 7/8(土) 長野・ホクト文化ホール 大ホール
- 7/9(日) 新潟・新潟県民会館
- 7/15(土) 京都・ロームシアター京都 メインホール
- 7/16(日) 滋賀・ひこね市文化プラザ グランドホール
- 7/17(月・祝) 石川・本多の森ホール
- 7/22(土) 山口・周南市文化会館
- 7/23(日) 兵庫・神戸国際会館 こくさいホール
- 7/29(土) 千葉・森のホール21
- 7/30(日) 大阪・Zepp Osaka Bayside
- 8/5(土) 奈良・なら100年会館 大ホール
- 8/6(日) 大阪・大阪国際会議場(グランキューブ大阪)
- 8/11(金・祝) 愛知・Zepp Nagoya
- 8/12(土) 広島・ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ
- 8/13(日) 福岡・Zepp Fukuoka
- 8/19(土) 岩手・盛岡市民文化ホール 大ホール
- 8/20(日) 宮城・東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)
- 8/26(土) 東京・Zepp DiverCity(TOKYO)
- 8/27(日) 栃木・栃木県総合文化センター メインホール
- 9/2(土) 長崎・長崎ブリックホール
- 9/3(日) 福岡・福岡サンパレスホテル&ホール
- 9/9(土) 北海道・Zepp Sapporo
- 9/10(日) 北海道・コーチャンフォー釧路文化ホール 大ホール
- 9/17(日) 青森・リンクステーションホール青森 (青森市文化会館)
- 9/18(月・祝) 青森・八戸市公会堂
- 9/23(土・祝) 長野・レザンホール(塩尻市文化会館)
- 9/24(日) 静岡・アクトシティ浜松 大ホール
- 9/30(土) 茨城・水戸市民会館 グロービスホール
- 10/1(日) 埼玉・戸田市文化会館
- 10/7(土) 熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)
- 10/8(日) 福岡・北九州ソレイユホール
- 10/9(月・祝) 広島・上野学園ホール
- 10/14(土) 富山・オーバード・ホール(富山市芸術文化ホール)
- 10/15(日) 兵庫・アクリエひめじ(姫路市文化コンベンションセンター)
- 10/21(土) 三重・四日市市文化会館 第1ホール
- 10/22(日) 和歌山・和歌山県民文化会館
- 10/28(土) 宮崎・宮崎市民文化ホール
- 10/29(日) 鹿児島・宝山ホール(鹿児島県文化センター)
- 11/3(金・祝) 東京・LINE CUBE SHIBUYA
- 11/4(土) 山形・やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)
- 11/5(日) 秋田・あきた芸術劇場ミルハス 大ホール
- 11/12(日) 群馬・高崎芸術劇場 大劇場
- 11/18(土) 福島・けんしん郡山文化センター(郡山市民文化センター)大ホール
- 11/23(木・祝) 山梨・YCC県民文化ホール(山梨県立県民文化ホール)
- 12/2(土) 静岡・静岡市民文化会館
- 12/3(日) 愛知・名古屋国際会議場センチュリーホール
インタビュー・文/森朋之
構成/月刊ローチケ編集部 5月15日号より転載