【インタビュー】FUNKY MONKEY BΛBY’S

2025/4/15(火)

ファンモンの原風景が見える八王子だけで完結するツアー！

昨年はファンキー加藤のソロ10周年があり、個別での活動がメインとなっていたFUNKY MONKEY BΛBY’Sが、いよいよグループとして本格的に動き出す。

ファンキー加藤「2026年にファンモンのデビュー20周年が控える中、今年はそこに向けていい形で加速していける1年にしたいなと。そこでまずは僕らの地元・八王子から一歩を踏み出して行くことにしました」

20周年を視野に入れたアニバーサリープロジェクトのキックオフとして彼らが用意してくれたのが「桑の都ツアー『全八』」。東京・八王子市内にある4カ所の会場を巡る、八王子だけで完結するツアーとなる。

モン吉「実はファンモンを結成した当初、『八王子だけでツアーできたら最高じゃん』みたいな話をしていたことがあって。その時は叶わなかったアイデアが十数年ぶりに実現したことがまずすごく嬉しいですね」

ファンキー加藤「あらためて八王子にフォーカスしたというよりは、すごくナチュラルに決まった感じもあって。ファンモン結成前から地元で音楽をやっていた僕らとして、八王子でもっともっと楽しいことがしたいよねっていう流れでした」

今は都心に住みながらも「ずっと軸足は地元にある」というファンキー加藤。今も八王子に住み、「軸足どころか両足ともどっぷり(笑)。今後も出るつもりはないです」というモン吉。そんな2人にとって八王子の魅力はどんなところにあるのだろうか。

モン吉「都心まで近いのに、自然がたくさんあるバランスのいい街なんですよ。住んでいる人はみんな優しいですし、大学がたくさんあるから音楽に興味を持つ若い人も多いような気がしますね」

ファンキー加藤「シンプルに空気がいいしね。帰るとすごくホッとする。『ほんとに東京なの？』とかヤンキーが多そうとか(笑)、ちょっとネガティブなイメージもありますけど、実際もう魅力しかない。そのイメージすらおもしろく受け止めるおおらかさもありますし」

そんな強い八王子愛を持ってツアーをスタートさせたファンモンは、アマチュア時代から縁のあるRIPSとMatch VOXという2つのライブハウスを熱く沸かせた。そして、この後には日本工学院八王子専門学校 片柳記念ホールとJ:COMホール八王子という2つのホール公演が控えている。

モン吉「日本工学院は僕の母校だし、J:COMホールはファンモンにとってホームとも言える会場だし、感慨深さがありますよね。いろんな思いがギュッと詰まったエモいライブになりそうな予感。そうとう久しぶりの曲もやるんで」

ファンキー加藤「セットリストに関しては、八王子を想起してもらえる曲をたくさん盛り込んだので、普段のライブに比べ、ファンモンの原風景がより強く見えるんじゃないかな。八王子で過ごしたあの日、あの頃を思い出してウルウルしちゃう瞬間があるかもしれないけど、ありのままの自分たちを出していこうと思います」

待ち構える記念すべき20周年を前に、ファンモンを生み、育んできた八王子での原点を感じさせるライブ。ぜひ目撃してほしい。

モン吉「八王子以外の場所から参加してくれる人たちはぜひ、ライブとともに八王子の観光も楽しんでください。地球で一番、登山客数の多い高尾山もありますからね」

ファンキー加藤「そして、八王子からファンモンの音楽の波紋を広げ、来年はでっかいお祭りをするので楽しみにしていてください！」

誌面連動Q&A

• Q.
  手土産を選ぶポイントは？

A.
ファンキー加藤「僕も手土産をいただくことは多いのですが、気づいたら賞味期限が切れていたということがあるので、そういうことがないように少なくとも2～3週間くらいは日持ちするものを用意するようにしています」

モン吉「手土産を渡すことはほとんどないのですが、最近渡したのは家にあった海塩です。精製しているものよりも海塩のほうが体にいいと聞いて、友達の家に遊び行く時に持って行ったのが手土産を渡した最後の記憶です」