【インタビュー】デーモン閣下/Damian Hamada's Creatures

面白いこと間違いなし。全国5ヶ所をまわる魔界史に残るスペシャルなツアーを開催

10月15日(日)のZepp Namba(OSAKA)公演を皮切りに全国5ヶ所で開催される「デーモン閣下 c/w D.H.C.TOUR～地球魔界化計画～」は、デーモン閣下が「このようなことが起こるのか！というほどのレベルの話。長く生きていると面白いことがあるものだな」と言うほどのスペシャルなツアーだ。というのも、今回のツアーでデーモン閣下と一緒にツアーをまわる“D.H.C.”は、聖飢魔Ⅱの創始者でありながら、聖飢魔Ⅱ地球デビュー直前に魔界に帰還した伝説の悪魔、地獄の大魔王・ダミアン浜田陛下が率いるヘヴィメタルバンドDamian Hamada's Creaturesだからだ。

ダミアン浜田陛下「私が魔界に帰還したのは38年前。その後、魔暦前4年(1995年)の聖飢魔Ⅱ地球デビュー10周年記念の大黒ミサ『ザ・サタン・オール・スターズ』や魔暦元年(1999年)の『ザ・サタン・オール・スターズ・デイ』で聖飢魔Ⅱと同じ舞台に立ったことはあったが、まさか私が3年前に結成したバンドでデーモン閣下と一緒にツアーをまわるとは！この企て…実は今まで封印されていた、魔界での秘密計画『第666号』なのである」

デーモン閣下、ダミアン浜田陛下とともに取材に応じてくれた､D.H.C.のボーカル・シエル伊舎堂は、聖飢魔Ⅱが果たした人類への悪魔による洗脳をより強固なものにすべく、3年前に人間界に顕現したダミアン浜田陛下によって選ばれ、悪魔の僕(しもべ)となった“改臟人間”のひとりだ。

シエル「私は小学生からずっと聖飢魔Ⅱの信者(ファン)なので、最初このお話を聞いた時は絶対にドッキリだと思いました(笑)。しかも、今回は閣下バンドに雷電湯澤殿下が加わられるとのことなので、憧れの悪魔様たちと同じステージに立てて、しかも大きな会場でツアーまでまわらせていただける日がくるなんて信じられないです。とにかく驚きと嬉しさでいっぱいです」

デーモン閣下「これまで違う道を歩んできた吾輩と陛下が二十数年後にまた合流するという摩訶不思議なめぐりあわせは、我々のみならず信者たちにとっても驚愕すべき現実となるであろう」

現在はツアーに向けて、それぞれミーティングを重ねているとのこと。

ダミアン浜田陛下「地球魔界化計画において最も重要なのは魔界教育だ。D.H.C.がこれまでに発表した大聖典を復習し、9月発表になる新しい大聖典も繰り返し聴き、しっかり準備を整えてツアーにのぞむように」

シエル「私は、閣下、陛下、雷電殿下が一緒にステージに立っているのを生で見たことがないので、今回のライヴで皆さんと聖飢魔Ⅱの曲ができたら、その場で泣き崩れると思います」

デーモン閣下「泣かれちゃ困る(笑)。吾輩は聖飢魔Ⅱ含め、これまでに何度も全国ツアーをやっているが、シエルにとっては初の全国ツアーだと聞いている。そんな初々しいシエルの姿を見て、吾輩も初心を忘れないよ…いや、若いエキスを吸収してまだまだ現世に蔓延る所存だ。吾輩のソロライヴに関しては今いろいろと考えてはいるが、何をやるかは見てのお楽しみだ。聖飢魔Ⅱの創始者であるダミアン浜田陛下が世にまたも登場し、ついに吾輩と一緒にツアーをまわるというのはかなり稀有な出来事ではあるので、なんらかのことはきっとあるだろう。企んではいるので、人類にとって重要なことが起こるのは間違いない」