【インタビュー】CHiCO

2025/2/15(土)

初のホールワンマンなのでハッピーな空間で喜びを分かち合いたい

2014年にクリエイターチームのHoneyWorksとのコラボユニット、CHiCO with HoneyWorks(以下チコハニ)でメジャーデビューし、2023年からはソロ活動をスタートさせたCHiCO。アーティストデビュー10周年を迎えた昨年は、FLOWやSPYAIR、sumika、大塚愛など、豪華で多彩なアーティスト陣が楽曲提供したソロ1stアルバム『CONTiNUE』をリリースし、全国6都市を回るソロ初のZeppツアーを大成功に収めた。

「決してチコハニが終わったわけではなくて、チコハニがあるからこそ今があるし、これからも変わらずに歌い続けていくよという意思を込めてアルバムを作りました。昨年は10周年に加えて、ソロとして本格的に始動した年でもあったので、ツアーだけではなく、リリースイベントで全国を回らせてもらったんです。ほぼ毎月ライブをしているような音楽づけの日々を過ごす中で、これまで私を知らなかった人にも知ってもらえる1年になりました。これまでもいろんなジャンルに挑戦させてもらったんですけど、もっといろんな楽曲を歌いたいという気持ちになったし、様々なジャンルが歌えるようにスキルアップしていきたいという気持ちが強くなった1年だったなと思います」

デビュー10周年記念日となる昨年8月6日のZepp DiverCity公演ではチコハニとしてのデビュー曲「世界は恋に落ちている」をアコースティックギターの弾き語りで歌唱。残りの公演ではエレキギターにチャレンジした彼女はファイナル公演で、2025年4月29日にLINE CUBE SHIBUYAでワンマンライブを開催することを発表した。

「Zeppツアーを経て、次はもうホールなのか!?というドキドキや不安があるんですけど、ソロでもホールワンマンができるっていうありがたさを感じてて。いつもはカッコつけたいって思う自分がいたり、MCもちゃんと喋らなきゃって考えたりしてたんですけど、それはもう自分の性に合わないって気づいて(笑)。私だからこそできるライブを丁寧にやりたいし、純粋に楽しめる1日にしたい。アットホームであったかい空気感を出せたら理想的ですね」

ソロでは初となるホールでのワンマンライブには“CONFETTi”という冠が掲げられている。

「春なのでパステル調で可愛い色をテーマにしたようなライブがしたいなって考えていたんです。そこで、最初にピンクと黄色がふと思い浮かんで。ピンクと黄色で可愛いもの＝“金平糖”がいいなと思って。その後で金平糖を英語で調べたら、“コンフェティ”で、コンフェティには“紙吹雪”っていう意味もあった。じゃあ、お祝い事にしようという連想ですね。自分で言うのもなんですけど、初のホールワンマンなので紙吹雪がひらひらと舞うようなハッピーな空間でみんなと喜びを分かち合えたらいいなと思ってます」

アルバム収録曲ながらも先のツアーでは歌っていないFLOWとのコラボ曲「我物語」はパフォーマンスするのか。「エンパシア」では再びエレキギターを弾くのか。気になる構成や中身は現在、鋭意制作中とのこと。

「エレキギターはさらに磨きをかけてお披露目したいし、新曲は絶対に届けたいなという思いがあります。まだどこまで実現するのかわからないですけど、来てほしいゲストの方もいて。ライブロゴはLINE CUBE SHIBUYAにかけてプレゼントボックスになっているので、あのピンクと黄色の箱の中から何が飛び出すのかを楽しみにしていてもらえたら嬉しいです！」

誌面連動Q&A

• Q.
  手土産を選ぶポイントは？

A.
差し入れは甘いものが多いと思うので、しょっぱいものを選びがちです。甘いものの差し入れの中にしょっぱいものがあると、「ここでしょっぱいものはありがたい」って言ってもらえるように考えています(笑)。しょっぱいもので言うと、おせんべい系はあまり好き嫌いがないと思います。エビを丸々プレスしたおせんべいは“いい手土産だな”って自画自賛で買っていった記憶があります。でもその後で「アレルギーだったらどうしょう」って心配になりました(笑)。