【インタビュー】ASH DA HERO
2022/7/15(金)
いまこそ、ロックバンドの生音を浴びに来て!
ASH「“ロックバンドとかマジ興味ねぇし、いまそういう時代じゃなくね?”とかいう人が“え、なにこれ!?カッコいいんだけど”ってなれば最高じゃないですか。そうなると思います」
これはロックバンドの宣戦布告である。コロナ禍で、諦めることでしか前に進めなかった音楽シーン。そのなかでいち早く諦めることを諦め、あえてソロからバンドへとシフト。シーンに火をつけるべく狼煙を上げたHERO達がいた。それがこのASH DA HEROである。
Narukaze「キャリアを積んできた5人が、ここで1からバンドを始めた。本来10代とかで感じる初期衝動をいま僕らは感じていて」
Sato「そのマインドでバンドができていること自体が奇跡だと思うから、勢いがあってフレッシュ。“ここからいこうぜ!”という衝動はロックの原点。それが、このバンドにはある」
WANI「しかも全員、もれなくイケメン!?(笑)音楽も見た目もカッコいいという」
Dhalsim「見た目だと、普通のロックバンドと違ってDJがいます。それがスパイスとなって直球なロックもよりカッコいい音になる」
DJがフロアを煽りながら、あるときはリズム楽器、あるときはヴォーカルに対してアプローチしていくメロディー楽器となって楽曲にアクセントをつけていくのは彼らならではのスタイル。
ASH 「楽曲はロック、パンク、ラウド、ヒップホップ…いろんなジャンルを網羅していますけど、その核として存在しているのは“キャッチー”であること。そこも僕らの武器。ロックが苦手な人、普段そういう音楽を聴かない人もスッと入れるはず」
そんな彼らが8月31日、いよいよメジャー1stアルバムとなる『Genesis』をリリースする。
Narukaze「結成から9カ月でも、すごく濃い日々だった。聴く人からすれば全部新曲なんだけど、すべて思い出がつまった曲ばかり」
Dhalsim「楽曲もバラエティー豊かで、これからやっていくぞというのが表れている」
WANI「ジャンルの垣根を超えて、間違いなくカッコいいと響く作品になったと思います」
Sato「ASHのメロウな歌もラップもあったり、楽器隊も曲ごとの見せ場で炸裂していたり、聴きどころ満載。“かっけー”ってぶっ飛びながら全曲味わい尽くしてもらえる1stらしい作品」
ASH「楽曲すべてが生まれたての初期衝動だからね。これはどうあがいても作為的には生み出せない。無作為に生まれてしまう僕らの純粋な音楽への愛、ロックへの愛。その初期衝動がぎゅっと詰まったアルバムです。ロックが大好きだった、またはロックバンドを待っている人たち。さらにはロックってなに? というすべての人たちの期待に応えられるアルバムじゃないかな」
9月から今作のリリースツアーを開催。
Narukaze「初めての場所が多いけど」
Dhalsim「初めて観る人は感じたまま、自由に楽しんでください」
Sato「僕らはHEROなので、明るく激しく楽しいライヴを全国どこでももれなくお届けします。ロックバンドの生音をデッカイ音で浴びると絶対に元気になるから、こんな時代だからこそ生で、ロックを浴びにきてください」
WANI「ライヴだからこそ伝わる音圧と空気感を、五感をフルに使って浴びてください」
“なにこれ、カッコいいんだけど”を肌身で体感するにはもってこいのツアーになる。
プロフィール
アッシュダヒーロー
5つの才能が運命的に交わったミクスチャーロックバンド。メンバ―はSato(Ba)、WANI(Dr)、ASH(Vo)、Dhalsim(DJ)、Narukaze(Gt)(写真左から)
公演情報
ASH DA HERO LIVE TOUR 2022“Genesis”
- 9/3(土)18:00 千葉・LOOK
- 9/11(日)18:00 埼玉・HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3
- 9/17(土)18:00 神奈川・F.A.D YOKOHAMA
- 10/1(土)18:00 愛知・ダイアモンドホール
- 10/2(日)18:00 静岡・LIVE ROXY SHIZUOKA
- 10/15(土)18:00 広島・セカンド・クラッチ
- 10/16(日)18:00 大阪・BIGCAT
- 10/22(土)18:00 宮城・仙台CLUB JUNK BOX
- 10/29(土)18:00 東京・Zepp DiverCity( TOKYO)
インタビュー・文/東條祥恵
Photo/中田智章
構成/月刊ローチケ編集部 7月15日号より転載