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東京セレソンデラックス2008、夏公演「夕-ゆう-」 東京セレソンデラックス2008、夏公演「夕-ゆう-」
東京セレソンデラックス2008、夏公演「夕-ゆう-」 東京セレソンデラックス2008、夏公演「夕-ゆう-」
東京セレソンデラックス2008、夏公演「夕-ゆう-」

長崎にある海の家兼民宿「あいかわ」に、「長崎のキングギドラ」と異名を取り恐れられているヤンキー3兄弟がいた。その隣に住む幼なじみの夕は、次男のもっちゃんに恋をしているが、当のもっちゃんは夕の親友に恋心を奪われていて……。

「客の魂、ブチ抜くぜぇ!」を合い言葉に、涙と笑いのウェルメイドプレイを展開している東京セレソンデラックス。今年最初の公演は、ファンの中でも人気No.1の『夕』の再演。キャストをガラリとチェンジし、新たに披露される『夕』がどんな風に変化を遂げているか注目したいところ。

インタビュー

“笑って泣ける人情劇”で根強いファンを持つ東京セレソンデラックス。今年最初の本公演は、『歌姫』に続きファン待望の『夕』の再演だ。近年は俳優活動のみならず、サタケミキオとして多くの脚本を手掛けている劇団主宰・宅間孝行が、役者としての実力を着実につけている永井 大を客演に迎え、新たな『夕』をつくりあげる。その意気込みを宅間、永井両者から伺った。

 

舞台を経験することで色々なことを感じてほしい

 

●永井さんは本作が初舞台ですが、今の心境を聞かせてください。

永井 楽しみな反面、今は緊張の方が大きいです。舞台はテレビと違ってお金を払って観てもらうものだから、失敗できないな、という気持ちがすごくあります。

 

●そんな永井さんを、宅間さんはどんな風に料理しようと考えてますか?

宅間 舞台を踏むことで、よくも悪くも色々な部分をさらけ出してもらえたらと思うんですよね、演技の振り幅とか。本番の最初と最後では、きっと気持ちも変化するだろうし、今回の作品で舞台の醍醐味を感じてもらえたらと思ってます。

永井 いま、周りの人にリサーチしてるんですけど、宅間さんはセリフを飛ばしてしまった時、どうやって乗り切るんですか?

宅間 結構何とかなっちゃうんだよ。稽古してることに裏付けられてるというか。俺はよく、絶対忘れちゃいけない小道具を忘れて、楽屋に取りに行くことがある(笑)。

永井 そういう話を聞くと少し安心しますね。

宅間 演出してて「忘れんなよ!」って怒鳴ってる自分が忘れるという(笑)。

 

自分が体験したことをうまく演技に生かしたい

 

●演じる役はどんな風に捉えてますか?

永井 僕自身、演じる役と同じ経験があるんですよ。親友と同じ人を好きになってしまったという。そういう甘酸っぱい経験を、うまくふくらませて生かしたいなと思ってます(笑)。

宅間 これね、一番最初が高校生で学ランなんですよ(笑)。いよいよコントじゃすまなくなってるなと思うんですが、そういう意味では舞台だからできるという強みを使いたいなと思います。

 

●読者のみなさんへ、メッセージをお願いします。

永井 せっかく足を運んでいただいたからには楽しんでもらいたいですね。ガチガチになりすぎないように気をつけます(笑)。

宅間 “初舞台の永井 大はどうなんだ?”という気持ちで来るお客さんもいると思うんですね。そこで“あいつやるじゃねえか”と思ってもらえるような結果を出したいです。あと永井君が「二度と舞台をやりたくない」と思ってしまわないように頑張りたいと思います(笑)。

インタビュー・文●石井美幸 撮影●高岡 弘 スタイリング●JIN(永井)
ヘアメイク●SHUZO(宅間) 高橋幸一(Otie・永井)

インタビュー

「俳優人生第二章のスタートです」(永井)

 

稽古初日の翌日に、30歳の誕生日を迎えられるという永井 大さん。年齢を聞いた宅間孝行さんは初めて会った時に「もうそんな年齢か(笑)」と、見た目と年齢のギャップに驚いたんだとか。そんな永井さんの印象は「まっすぐな男」。またバラエティ番組に出演している永井さんを観た際には、彼の瞬発力のよさを感じ、舞台で演じることに対してはなんの心配もしてないんだそうです。

一方の永井さんは、30代へ突入という節目の年に舞台のお話を受けて、「すごく運命的なものを感じます」とのこと。「僕の俳優人生の、第二章の始まりと捉えたい」とおっしゃっていました。

お2人のたたずまいはとても硬派で、そんな2人が展開する本作品は、いい意味で男くさく、人情味溢れたとても素敵なお芝居になるのではないかという予感がしました。初舞台となる永井さんの雄姿も楽しみであるとともに、ニューキャストによる『夕』の再演にぜひ注目したいところです。

プロフィール

宅間孝行:タクマタカユキ 

'70年東京都出身。'97年に「東京セレソン」を旗揚げ。当初は役者のみで活動していたが、'01年よりサタケミキオ名義で作・演出家としても参加。またドラマや映画の脚本も多く手掛ける。

永井 大:ナガイマサル 

'78年新潟県出身。'02年「マイリトルシェフ」でドラマデビュー。以降ジャンルを問わず、バラエティー、ナレーション、グラビアなど多方面で活躍中。本作品が舞台初挑戦となる。

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