「新宿の思い出横町に行くのが日本での最大の楽しみ」
大の親日家で、来日はすでに70回を超えるというマシューズさん。ニューヨークでベルリッツに通って日本語を勉強し、今ではひらがな、カタカナも書けるし、日本語の名刺も持っているという。NHKの英語番組にも何度も出演しているので、ジャズに興味がない人でも、彼のことを知っている人もいるかも知れない。「新宿の思い出横町に行って、アジのたたきをつまみに、熱燗をグイッとやるのが、日本での最大の楽しみ」というほどの日本通だ。今ではその横町の、ある店の常連で、1人でもそこに足を運ぶという。「その店では、ぼくは“マーちゃん”って呼ばれているんだ。最近、ぼくが載っている雑誌を持っていくまで、そこの店長は、ぼくがジャズ・ミュージシャンだということも知らなかったんだよ。きっと変な外国人だと思っていたんだろうね」といって、人なつっこく笑う。
デビッド・マシューズ
’42年米ケンタッキー州出身。
イーストマン音楽院などを経て’70〜’73年ジェームス・ブラウン・バンドでのアレンジャーに。
ジョージ・ベンソン『グッド・キング・バッド』 でグラミー賞を獲得したほか、数々のアーティストのアレンジャーとして活躍しグラミー賞、プラチナ・ディスクなど受賞多数。MJO結成は’89年。
また、大の親日家として知られ日本語も堪能。新宿“思い出横町”の常連でもある。