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インタビュー

何をやっても自由だし自分たちがいいと思えばいい
1999年の結成から丸7年が過ぎたが、SHAKALABBITSは相変わらずフレッシュでアグレッシブなロックバンドだ。2006年は、例年以上に制作にたっぷりと時間をかけ、その成果として2枚のシングル「ダズリングスープ/シルク」「モノローグ」をリリース。次に向けてのレコーディング作業も快調に進行中で、さらに2007年4月からは待望の全国ツアーを行うことも決定した。4人は今、最高に充実したときを楽しみながら過ごしている。


すべてが身になった充実の2006年

 

●2006年はどんな年でした?


KING
「一言じゃ言えないくらいいろいろあったし、楽しかった。やったことをふり返って、全部が身になっていると思います」
     

TAKE-C
「一言で言えば、充実していました。春に回った“CRIMSON SQUARE TOUR”では、武道館でライヴができたし。それに加えて、レコーディングもガッチリできていたので、本当に実りのある年でした」
     

UKI
「考えすぎるときと、“無”のときと、いろいろと自分をコントロールすることで忙しかったというのはあります。充実すると同時に、感情が忙しかった。毎年そうなんですけど、特に2005年の終わりから2006年にかけては、頭もすごい動いていたし、人のこともいっぱい考えたし。“どうやったら、人に気持ちが伝わるんだろう?”とか、そういうことも考えたり、考えたくなかったり…。“いろいろあるから楽しめるんだな”って痛感しました。これからも、この感じでいけたらいいなと思います」 MAH「2006年を一言で言うと…“恐縮です”」
     

MAH
「2006年を一言で言うと…“恐縮です”」

●なんですか、それは?(笑)


MAH
「本当にいろんな人がいるんですよね、世の中には。その中で生きていて、こうしてご飯が食べられるのはすごいことだなぁって、最近よく考えるんですよ。スタッフがいなければライヴもできないし、CDも出せない。そしたら、お金もなくてご飯も食べられない。お金があったとしても、ご飯の食材を作っている人がいなければ買うこともできない。そういうことのすべてを含めての“恐縮です”」

●なるほど。よくわかります。


MAH
「“俺、一人じゃ生きられねぇや”と、つくづく思ったんですよ。“一人暮らしだから、一人でなんでもできる”って勘違いしていたんだけど、絶対に一人では生きられない。生かされているなぁ、と思う。だからこそ、ちょっとしたことにも喜びを見出せるんですよね。このあいだも、パンを食べようと思って買ったら、それが栃木県で作っているパンで」

●MAHくんの故郷じゃないですか。


MAH
「“おぉ、なんだよ。栃木じゃねぇか!”と」
     

UKI
「スーパーマーケットで見かける“○○さんが作りました”って書いてある野菜とか、キラキラして見えるよね。顔写真とか見ながら、“ありがとう”って思う」」
     

MAH
「“今までありがとう。そして2007年も恐縮です!”ということで」



たくさんの人に
聴いてほしいシングル
 

●楽曲的にはいかがですか? 最近は、曲調もすごく幅広くなってきていますけど。


MAH
「何をやっても自由だし、自分たちがいいと思えばいい。そこに気付いて、またさらに楽しくなってきましたね。“この曲で、ふつうはそういうアレンジしないでしょ?”っていうものも、思いついたらやってみて、今まで聴いたことのないものが出来上がる。落書帳みたいで、すごく自由なんですよ」

●最新シングル「モノローグ」は、どんなふうにできた曲ですか。


MAH
「低いところは低く、高いところは高く。“UKIの歌の、感情の起伏をうまく表せたらいいな”と思って作った曲です。実験的な要素も含め、作ったときから“これはいいものが出来たぞ”と思って。それをメンバーも賛同してくれたから、聴いてくれるみんなもきっと気に入ってくれると思う。“好きな人だけ聴いてくれればいいや”って今までは思っていたけど、この曲はいろんな人に聴いてほしいです」
 



お客さんも楽しんで
自分たちも楽しみたい
 

●では、ちょっと早いですけど、2007年4月から始まる全国ツアーに向けての抱負をいただけますか?


MAH
「毎回言っていますけど、今までにないライヴをしていきたいなと思います」
     
TAKE-C 「前のツアーから半年以上間が空くわけで。きっとその頃には、ライヴに飢えていると思うんですよ。制作も終わって、“ツアーへ行きたい!”っていうモードになっているはずです」
     
MAH 「準備の時間もあるから、しっかりとボリュームのあるライヴができると思います。観に来てくれたみんなを楽しませたいです」
     
UKI 「頭の中でどんなにいいセットリストを組んでも、どんなに練習しても、実際にお客さんの前でやるときには全然違う。それを頭に入れて、ちゃんと練習したい。自分たちだけで“すごくいいね、この流れ”とか言っていても、お客さんへ伝えるときに流れる空気とか、みんなが感じるオーラとかは、スタジオで作るものとは全然違うから。ナマであることを心で感じながら、いい準備をしたいと思います。まわりから“すごく良かったよ”って言われても、自分が納得できないとダメだから」
     
TAKE-C 「そこを両立させたい。もちろん、お客さんにも楽しんで帰ってもらいたいし、俺たちも“よっしゃぁー!!”って思える、その両方がガッツリ噛み合ってほしいから」
     
UKI 「まだセットリストが頭に浮かばないから、どういうライヴになるのかはわからないけど。すごく楽しみにしています」
     
KING 「前回より、必ず面白いライヴにします!」


 

 今から気合い十分の4人が頼もしい。ツアーでは、さらに進化したSHAKALABBITSの雄姿が見られそうだ。


プロフィール

シャカラビッツ●(写真左から)TAKE-C(G)、MAH(Dr)、KING(B)、UKI(Vo)。
1999年に結成され、攻撃的なロック・サウンドとUKIのキュート&パワフルな歌で熱狂的ファンを集めるロックバンド。

URL

プロフィール

photo 「モノローグ」
発売中

“穏やかさ”“激しさ”が交錯するドラマティックなサウンドと、表現豊かなUKIの歌に確かな成長を感じる。力強さと癒しを兼ね備えた、メッセージ性の濃い歌詞にも注目を。

evil design/XTRA LARGE RECORDS
¥1,100(税込)

インタビュー・文●宮本英夫
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