今回は、より “バンド感”を出したかったんです
極上のメロディを聴かせることで定評のある超飛行少年が、4/23にリリースした2ndアルバム『エクスキューズ』で、さらなる境地へと突入!
充実した活動を展開中の彼らに、最新作と次回ツアーについて語ってもらった。
●いよいよ2ndアルバムですね。
小林「1stの時はメロディのことを主に考えて作ってたんですけど、今回はそれ以外のことにも気を遣えたアルバムです。前の経験があるから“ちゃんとしたメロディを書く”っていう点は、意識しなくてもできるようになったってことなんでしょうけど」
遅塚「サウンド面のことをいろいろ考えるようになってるんです」
長田「今回は “バンドサウンド” “バンド感”っていうものを、すごくいろいろ考えました」
●バンド感を追求したいと思ったきっかけは何かあったんですか?
長田「1stアルバムを出してから初めてのツアーをやった時に、“ライヴの音はバンドっぽいんだね”って言われたりもして。そういうギャップを埋めたいなと思ったんです」
●今回はギターリフが印象的な曲も多いですし、バンド感ってことに関しては間違いないと思います。
小林「ギターリフは3人とも作るんで、ギタリストっぽくないフレーズも入ってる。すごく個性的なサウンドを楽しめる曲が多いですよ」
●今度のツアーでは、新曲が大活躍しそうですね。
小林「すごく楽しみですよ。ライヴで聴きたくなるはずの曲が揃ったアルバムが作れたから」
●このツアーは“19歳以下は入場料¥1000”っていう画期的なことを行うらしいですが。
小林「僕らも学生の時にお金がなくて、チケット代に苦労した経験があるんです。観られなくて悔しい思いをしたことがある。だからこの値段だったらいろんな人が観に来れるんじゃないかと」
遅塚「“初めてライヴを観る”って人も来るでしょうから、がっかりはさせたくない。オーディオのスピーカーでは味わえない、ライヴならではのものを観せられたらいいなあと思ってます」
長田「僕らは高校時代にバンドをやってたから、スタジオ代とかがすごくかかってたんですよ。だから、なかなか他のバンドのライヴを観に行くことができなかった。今のバンドキッズも同じだろうから、そういう人たちも来やすくなったらうれしいですね」
●バンドってお金がかかりますよね。金欠の時にスティックが折れたり?
長田「ありましたねえ(笑)」
遅塚「ベースの弦も、昔は全然交換しなかったですから。今はライヴ1本ごとに替えてます(笑)。そういうバンドキッズにも喜んでもらえたら、このチケット代にする甲斐があります」
全国ツアーは5/24[土]の水戸LIGHT HOUSEを皮切りにスタート! 彼らのライヴバンドとしてのパワーを、ぜひ生で体感してほしい。
インタビュー・文●田中 大
「ずっと好きなのは映画なんですけど…」
取材後記のネタを探るため、インタヴュー後に彼らの近況を語ってもらった。
小林は“毎朝5時に起きてます。あと、時々温泉に行くのが楽しみになってて…”と、もっぱらヘルシー路線な様子。
一方、遅塚からは“今日、ここに来る時に地下鉄で貧血になりまして…”と、小林とは対照的な答えが返ってきた。
そして長田は“最近っていうか、ずっと好きなのは映画です”という話だった。長田が大好きなのは、名優ロバート・デニーロの出演作。特にお気に入りなのは『タクシードライヴァー』だという。“役作りで一気に太ったりするのもすごい”と、熱心に語ってくれたのだが…いつしか話題は『AVソフトにおける映画やドラマ・タイトルのパロディについて』へ移行していた。いろんな方がこの記事を読むと思うので、具体的にタイトルは挙げないが…。興味のある人は、何かの機会に本人に訊いてみてはいかがでしょう?
超飛行少年:スーパーフライングボウイ
高校時代、地元茨城で現在の原型となるバンドを結成し数々の賞を総ナメにするも、卒業とともに解散。時を経て小林光一(Vo、G)、遅塚 覚(B)、長田勇気(Dr)が再び集まり再始動。'06年5月にミニアルバム『スーパーフライングボウイ』でメジャーデビュー。先日2ndアルバム『エクスキューズ』をリリースしたばかり。
エクスキューズ
発売中
コロムビアミュージックエンタテインメント
¥2,625(税込)
前作から約1年、2枚のシングルを経て放たれる2ndアルバム。彼らの持ち味である美しいメロディはそのままに、よりタフに、よりハードにスケールアップした楽曲が並ぶ、全10曲。青春を鮮やかに描き出し学生層からの反響が大きかった「水彩リトルスペクトル」や、ライヴでも評判の、先行配信シングル「透明アバンチュール」ももちろん収録。