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インタビュー
野宮真貴リサイタル Vol.2 エレガンス中毒 野宮真貴リサイタル Vol.2 エレガンス中毒
野宮真貴リサイタル Vol.2 エレガンス中毒 野宮真貴リサイタル Vol.2 エレガンス中毒
インタビュー

お洒落な大人女子を虜にした『JOY』に続き、野宮真貴が21世紀のリサイタルVol.2『エレガンス中毒』を開催。音楽監督を務める菊地成孔の詞曲による新曲「年下の男」「年上の男」での予告通り、今回彼女が挑むのは<エロティシズム×ロマンティシズム>。
まだ誰も見たことのない野宮真貴が繰り広げる禁断の世界へ、ようこそ。

●野宮さんが初めてエロティシズムに挑むという点でも、今回はかなり衝撃的なリサイタルになりそうですね。
「今までそこだけはやってなかったですからね。ピチカート・ファイヴの時は小西くんの世界観もあって、わがままで可愛い女の子というイメージでしたから。今までの私にとってエロティシズムって、一番遠いところにあったのかもしれない。4月の公演では、あくまでカッコイイ女としてそういう部分を見せられたら、って思っています」
●その方が女性としては憧れますけどね。今回のリサイタルでも女性は学ぶことが多いんじゃないかな、と。
「ファンも女性の方が多いから、何かひとつでも影響を与えることができたら嬉しいですね。ステージ上の動きだったり、衣装だったり。衣装に関しては、脱いで露出するのでなく、“着ていく美学”もあるんじゃないかなって思うんです」
●そんな今回のリサイタルの音楽監督は、菊地成孔さん。
タワーレコードで限定発売中のオリジナルCD『エレガンス中毒』に収録されている「年下の男」「年上の男」の2曲の詞曲と編曲もてがけている。
「演出・構成・美術の林巻子さん、プロデューサーの湯山玲子さんと私の女子3人で早い段階から大体のコンセプトを決めていたので、菊地さんにオリジナル曲をお願いするときにはすでに「年下の男」「年上の男」というテーマは決まっていました。ソロになってから須永辰緒さんをはじめいろいろな方と一緒になって3枚のアルバムを出しているんですが、ピチカート・ファイヴ時代からのイメージからそれほど遠くない感じだったというか。逆に菊地さんの場合は、今まで私がやってこなかったことや本当はロック好きな部分とかをうまく引き出してくれたんです」
●ステージの楽曲はどういう構成になりそうですか?
「今までのソロの楽曲、それからスパンク・ハッピー(編注:1)の曲と菊地さん書き下ろしの新曲、それとカバー曲というのが基本の構成になると思います。サウンド的には、シーンによってサイケデリックな要素が入ってきたりもするので、みんながあっと驚くようなアレンジがあると思います。去年は三味線が登場した場面がありましたけど、今回も今までステージで競演したことのない楽器が入りますから。ここもぜひお楽しみに。前回のリサイタルは初めてでしたから、ピチカート・ファイヴのポップな要素みたいなものがあってとても見やすかったと思うんです。でも今回は、それとは対照的に、ダークな世界。もっとじっくりと観て頂けるようなショーになると思います」
●そして今回の衣装はDRESSCAMP(編注:2)の岩谷俊和さん!
「オリジナルで作って頂くのははじめてですけど、以前から歌のお仕事の時に彼のコレクション・ラインを着させて頂くことが頻繁にあったりもして。今回のショーのコンセプトである<エレガンス中毒>を衣装で追求していくとやっぱり岩谷くんだなって思いました。実は新宿2丁目に私がよく行くバーがあって、そのお店のママが年に一度ショーをやるんです。今年の衣装になんと岩谷くんデザインの一着があって。そのパーティのときに今回の衣装のオファーをしました(笑)。ちなみに今回のリサイタルのエンディングで、彼がパリ進出用に作っているドレスを日替わりで着ようと思っています」
●でもほんと、4日間6公演すべて見たくなるほど豪華で貴重だという意味も含めて、観る側もドレスアップして出かけた方が楽しめるかもしれないですね。
「去年もすごくお洒落なお客さんがたくさん来てくれて嬉しかった。それから涙がなぜか止まらないっていう女の子達もいて、私のエネルギーが伝わったのかなって思うと感激ですね。私にとっても今回のリサイタルは挑戦でもあるし、今までとは違う新しい一面を見てもらいたいですね。今年も泣かせられるかなぁ……(一同爆笑)」

編注:1 菊地成孔を中心とするアヴァンギャルド・ポップ・ユニット。
野宮は'06年10月のスパークス来日公演時のスパンク・ハッピーに参加。

編注:2 今日本で最も勢いのあるデザイナーと称される岩谷俊和のファッション・ブランド。

インタビュー・文●早川加奈子

プロフィール

81年『ピンクの心』でデビュー。

世界的にも人気を博したピチカート・ファイヴの3代目ヴォーカリストとして活躍後、02年のピチカート解散を機にソロ活動再開。須永辰緒、m-flo、菊池成孔ら気鋭陣との競演を通し『レディ・ミス・ワープ』『ドレスコード』『PARTY PEOPLE』の3枚のアルバムを発表。

歌手活動と並行して執筆家、女優、モデル、ナレーター、ファッション・デザイナーとしても活動。

07年21世紀 のリサイタル第1弾『野宮真貴リサイタル Vol.1 JOY』開催。


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