
小渕 |
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「そうですね。母の存在、父の存在、地元と東京、夢。経験していることもビックリするくらい重なっていました。だから、歌詞を書き始めた当初はドラマのことと自分のこと、どっちつかずになってしまって、なかなか書き進められなかったんです。そんな時、黒田が“もっと自分の中のことでいいんじゃないか”“確かにドラマもあるし原作もあるけど、それはそれ。ドラマと切り離してもこれはいい曲だ”と言ってくれて。そこからはポコポコと歌詞が生まれましたね。黒田はいつも僕が揺れている状態の時、そこに何グラムかの重りを乗せてバランスを取ってくれるんです。僕がどう揺れているかをズバッと見抜く。そのことを改めて思いました」 |

黒田 |
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「ドラマ主題歌のオファーを受けているからには、当然『東京タワー』のことを考えなければいけないんですけど、これからもコブクロとしてこの曲を歌っていくことを考えた時、原作者であるリリー・フランキーさんの気持ちより小渕健太郎の気持ちを書いて歌っていくべきだと思ったんですよね。小渕の気持ちは十分ドラマのストーリーと重なっているし、私的なことこそ実は客観的で、みんなが思うようなことであったりするんじゃないかと思ったので」 |

黒田 |
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「デビュー直後ぐらいの時に、雑誌の取材で登りましたね。俺、その1回だけちゃうかな」 |
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| 小渕 |
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「僕は、『蕾』を作ってから行きましたよ。曲のデモをiPodに入れて、なんというか、答え合わせに(笑)」 |
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| 黒田 |
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「答え合わせか(笑)。なるほどな」 |
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| 小渕 |
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「2番のね、特に2コーラス目あたりがリアルに書けているかなって。僕、2番のAメロ・Bメロの歌詞が特に好きで、“ビルの谷間に”から始まって“この街に落とされた影法師 みんな光を探して”ってところが自分なりの東京だと思っているんですよ。ビルがある寂しさと、でも都会だからこそ頑張れるっていうのあるじゃないですか。東京タワーの上から街を見下ろしながら、そういう気持ちを書いたことを“そうだなぁ。間違ってないなぁ”と思って」 |
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| 黒田 |
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「イメージと合致してたんや」 |
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| 小渕 |
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「うん。それで、東京タワーって中に神社(タワー大神宮)があるんですけど、そこにお参りして“(この曲を)よろしくお願いします”ってお賽銭を入れてきました(笑)」 |

小渕 |
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「いや、そんなに(笑)。僕ら、東京タワーがどんな存在のものか知らずに、ただの観光名所やと思ってたんで(笑)」 |
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| 黒田 |
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「僕、大阪出身やからかわからないですけど、東京が憧れの街じゃないんですよね。どっちかって言うと、“(東京になんか)染まるかぁ”みたいなところがある(笑)。それに、東京タワーのまわりってふつうの街じゃないですか。でも、通天閣のまわりって通天閣なんです。わかるかな、これ。伝わるかな?」 |
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| 小渕 |
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「わかる、わかる(笑)」 |
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| 黒田 |
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「な?(笑) 通天閣の周りって、めちゃくちゃ特殊なんですよ。女の子1人では歩けないくらいディープな街。やっぱ、そっちのほうがいいなって思うんですよね(笑)。東京に来るようになってからのほうが、東京タワーを東京タワーとして見られるようになった気がします」 |