マイページ 会員登録 はじめての方へ Q&A お問い合わせ
TOP コンサート スポーツ 演劇 クラシック イベント レジャー 映画
インタビュー
“1年かけたレコーディングでその時その時の気分を詰め込めた
今年でメジャーデビュー10周年となるGRAPEVINE。3月7日にはその10年に蓄積してきた成長と、これからの可能性をも詰め込んだ8枚目のアルバム「From a smalltown」をリリース。10年を経ても自分たちのサウンドを新たに構築する姿が感じられる作品だ。4月からは、このアルバムを引っさげて、全国ツアーが行われる。久々のロングツアーでは、今まで訪れたことのない土地でもライヴを行うという。

10周年。気がつけば長いことやってた

 

●デビュー10周年ですね。


亀井
「よく続いてるなと思いますよね」
     
田中   「去年あたりから“そういえば来年10周年だぞ”と。別に忘れていたわけではないんだけど。ほかのバンドの人がどうなのかよくわからないけど、恵まれていたんでしょうね、環境に。思えば長い…短かったような気もしますしね。気がつけば長いことやってたっていう感じかな。しかも結成時期もあやふやなんですよね(笑)。1993年だか94年だかで、どっちを結成とするのかが曖昧なので。たぶん一昨年くらいから“結成10周年ですか?”って聞かれて、“もしかしたらそうかもしれない”と(笑)」

●2月7日にはシングル「指先/COME ON」がリリースされますが、このシングルはアルバム制作の流れの中で産まれたもの?


田中
「そうですね。まさに。レコーディングはやってはやめてを繰り返して、去年1年くらいかけてやってたんですよ。その時その時で変わって行く気分っていうのもアルバムには入りましたよね。曲それぞれにでていると思います」

●1年のレコーディングの中でチャレンジしたことは?


田中
「些細なことをあげればキリがないけど、今回一番大きいのはセッションで作った曲が何曲かあったってことですかね。バンドとしては一番古典的な方法なんですけど」
     
西川 「いつもは元の曲があって、それをみんなでいじっていくって感じだったから。完全に何もないところから、スタジオに入って誰かが弾き出したフレーズに乗っかってはじまったりするんですよ。ライヴでは、それに近いような行為はあったんですけど、録ったのは初めてでしたね」

●やってみてどうでしたか?


田中
「最初は半信半疑だったんですけどね。というのはいつもは誰かが持って来た簡単なデモテープが元にあるわけですよ。だから、曲は誰かが家で作ってくるものだっていうような暗黙の了解があったんで、誰もセッションで曲を作ろうっていう話になったことすらなかったんです。だから半信半疑だったし、そういう風に曲を作って、曲としてよくなるのかって善し悪しの判断がつくのか、と。で、最初にやったのは『FLY』なんですけど、それが非常に感触がよくて、味をしめて繰り返してみたんですけどね」

●自由な感じでした?


田中
「うん。自由度は高いですね」
     
西川 「レコーディングの最後の方はセッションで作ってた曲が多かったんだけど、結構新鮮で楽しかったですね」

●「インダストリアル」がとても新鮮でした。黒っぽい匂いがして、ギターがずっと泣きのソロを弾いているような。大人っぽい。


田中
「僕らも新鮮でしたよ。ありそうでなかったような」
     
西川 「鍵盤の人は得意そうな曲ですけど、ギターは難しかったですよ。大人過ぎないように気をつけました。あんまりアダルトな感じが入ってもなぁと」

●長い時間をかけて作品を作ると、最初の頃に作ってた曲と最後の方に作っていた曲で温度差を感じたりしませんか?


西川
「感じますよ。プロデューサーの長田進さんとの関係も変わっていってるし、僕らの演奏も変わってきてるし。エンジニアの人も“(聴いていて)3回くらい気持ちが変わってる”って言ってましたね」
     
田中 「音質も違いますしね」」
     
西川 「後半に行けば行くほど自由度の高いものをやってましたね。前半は従来に近い感じで。後半は譜面も見せてくれない、リハもしないってやり方もあったんですよ。一生懸命聴けば、そのへんは聴き分けられるかもしれない」


アルバムの曲は全曲やりたい
 

●これからツアーもありますね。11月のクラブサーキットは大盛況だったようですね。


田中
「わりと小さめのところで、本数も少なかったんですけどね。アルバム・ツアーじゃないので、めったにやらない曲もやったりしたんです」

●4月のツアーはアルバム引っさげてということになりますが。


田中
「そうですね。アルバムの曲は全曲やりたいんですけど、はたしてどうやるのか、っていう曲も多々あるので。今回特に自由度の高い曲も多かったので、またライヴでどんどん変わっていくと思うんですけどね。すでにライヴでやってる何曲かは音源と違うと思うんですよ」

●全国ツアーでやりたいことは?


西川
「去年あまりライヴが出来なかったので非常に楽しみです。アルバムのツアーだから長い事回れるし、曲もやっていくうちにどんどん変わって行くし」
     
田中 「変わっていくのは楽しいよね。個人的に、昨年のクラブサーキットのときに、悔しい思いをしたところもあったので、今度は転がしていきたい。もうちょっと出来ればもっとよくなるのにってところでライヴが終わっちゃったんですよね」

●アルバムのツアーはやったこともない曲をやるぶん、新鮮さは大きいのでは?


西川
「大変でしょうね。どういう位置に置いていい曲なのか、っていうのもわかんないし、どういう気分でやるべき曲なのかっていうのも考え直さなきゃいけなかったり。意外と曲に対して誤解をしていることがあるんですよ。“あぁ、こういう曲だったんだ!”って気づく事も多い。それぞれの曲の使い方を見つけないと。覚えるのは大丈夫なんだけど」
     
田中 「曲の解釈はどんどん変わっていきますからね。10年やり続けてる曲だってどんどん変わってますから」
     
西川 「今回は久しく行ってないところにも行くし」
     
亀井 「初めての場所もかなりあるから、それもすごく楽しみなんですよ」

 

 “ツアーの中でどんどん変貌を遂げるだろう”というアルバムの音源。アルバムの中の1曲1曲がツアーの中でどう変わって行くのか、ぜひともライヴ会場に足を運んで、あなたの目と耳で確かめてほしい。

アルバムレビュー

photo 「From a smalltown」
3/7[水]発売

8枚目となる今作は、しっかりとしたバンドの芯を見せながら、新しいことへの貪欲な姿勢も感じる意欲作。デビュー10年だからこそ醸し出せるバンドの安定感がありながら、初期衝動も感じさせる。

ポニ−キャニオン
初回限定盤[CD+DVD]¥3,465(税込)
通常盤[CD]¥3,150(税込)

プロフィール

グレイプバイン●(写真左から)亀井 亨(Dr)、田中和将(Vo)、西川弘剛(G)。1993年、大阪にて結成。編成を変えながら97年、1stミニ・アルバム「覚醒」でメジャー・デビューを果たす。2月7日にアルバムの先行シングルとなる「指先/COME ON」をリリースしたばかり。

インタビュー・文●大橋美貴子
月刊ローソンチケット
買い方いろいろ

PCで予約

モバイルで予約

QRコードから、携帯版「ローチケ.com」にアクセスできます。

電話で予約

Loppiで購入

プレイガイドで購入

先行予約について

MY PICK UP
MY PICK UP
ローチケのサービス
インフォメーション
リンク

Copyright 2008 LAWSON TICKET Inc.All Rights Reserved.

Powered by Nihon Unisys,Ltd.