演劇
劇団スーパー・エキセントリック・シアター「土九六村へようこそ

劇団スーパー・エキセントリック・シアター『土九六村へようこそ』

イベント情報

劇団スーパー・エキセントリック・シアター 第54回本公演
ミュージカル・アクション・コメディー
「土九六村(どくろむら)へようこそ」


「ドクロ様の機嫌が良いと農作じゃ!」

今からさほど遠くない未来。
一見のどかな土九六村に伝わる「ドクロ様」。
開かずの扉の奥にいるという“神”を信じる村民たち。
その村に全国を旅して公演をしている
移動型ミュージカル劇団がやってくる。
劇団の本当の目的は?扉の奥にいる神の正体は?

 

■公開稽古レポートが到着致しました!

1979年、“ミュージカル・アクション・コメディー”を旗印に「解かり易くて誰もが楽しめる、サービス精神旺盛な舞台」をめざし、座長の三宅裕司さんが小倉久寛さんらと共に結成した劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)

通算54回目となる最新作は「人を傷つけたとしたとしても真実を伝えるべきか否か」をテーマにした『土九六村へようこそ』
初日を前に公開稽古&囲み会見が行われました。

 

物語の舞台は、今からさほど遠くない未来の、東京から数百キロ離れた土九六(どくろ)村。土九六村では、村立50周年のお祭りが催されています。歌と踊りで盛り上がり、今年の豊作を「ドクロ様」に祈る村民一同。しかし、村の若者たちは、「ドクロ様」「村のしきたり」に違和感を覚え、親世代とぶつかってしまいます。そんな村に移動型ミュージカル劇団「放浪座」がやってきて盛り上がるが、彼らもまた単なるミュージカル劇団ではなく・・・。


もちろんミュージカル・アクション・コメディーですので舞台は賑やかで華やか。

公開されたシーン前半はミュージカル劇団「放浪座」がショーを披露、歌&ダンス&笑いと作品の魅力がギュッと凝縮された場面。

時に格好良くイケメン風に、時に激しくセクシーに、舞台上に大勢の劇団員が入り乱れ歌って踊る画は圧巻。一緒にステップを刻みたくなるような楽曲から、ドキドキするアップテンポな楽曲まで多彩な魅力が存分に伝わってくるシーンです。

シーン後半は、ショーに気分を良くした土九六村の村長・三宅と、ミュージカル劇団の座長・小倉が酒を酌み交わす、“THE笑い”の場面。長年のコンビ、三宅・小倉による笑い満載のライブ感を感じられるSETらしい芝居になっています。

 

果たして、村人が守る土九六村の秘密とは?ミュージカル劇団の目的とは?!

劇団員のみでお送りする創立40周年に向けた原点回帰の本作『土九六村へようこそ』。
劇団員40名以上で創り出すミュージカル・アクション・コメディーをぜひ劇場でお楽しみください!


公開稽古につづいて初日前囲み取材が行われました。

 

・どういった舞台ですか?

 

三宅)わりと社会的なテーマを笑い・音楽・アクションで楽しく観れるようにしています。

   私が村長を務める土九六様を崇める土九六村が舞台なんですが、若い村人たちと家長たちがぶつかっているところに、小倉率いるミュージカル劇団がきて、実はその劇団の本当の顔は…土九六村の秘密も暴かれていき…、とどんどん大変なことになっていきます。

 

・54回ということで年齢感じますか?小倉さんダンスまだまだいける感じがしましたが?

 

三宅)感じますね!もうそんなに長くやってられないでしょ!(笑)

三宅・小倉なしでも若手にどんどんギャグを背負わせて、役を与えて、生のお客さんの中での笑い作りを学んでいってほしいなと。

80歳でミュージカルもアクションもできないですからね(笑)

小倉)まだまだいけますかね?ありがとうございます!まわりの劇団員と一緒だとすごい感じがするんですが、実は秒数にすると5秒ぐらいなんですよ(笑)

三宅)昔は昼夜舞台に立って酒飲んで、また昼夜舞台に立っての繰り返しでしたけど、

今は計画的に睡眠とってきっちり休んでます。

というより、最近の若手が飲みに行かないんですよ!

小倉)我々と飲むのが辛いんですかね?

三宅)昔、劇団にいた岸谷(五朗)と寺脇(康文)なんかは、若手が「じゃあ明日早いの

で帰ります!」と言ったら怒ったもんですよ(笑)

 

・二人の関係は変わらずですかね?

 

小倉)友達って感じではないですし、最初から大先輩でしたので。

最近は同じ楽屋でずっと過ごすことが多いですが変わらず先輩という感じです。

三宅)最初劇団にオーディションを受けに来たときは、地方から女優を連れ戻しに来た父

親かと思いました(笑)

 

・本日ドラフト会議が行われまして…

 

三宅)そうだ!どうだったんですかね!?

(ヤクルトの)真中監督バンザイしてませんでした?(笑)

小倉)気になる気になる!

(記者が結果を洗いざらい言ってしまう)

三宅)そこまで言わなくても!

お酒飲みながらスポーツニュース見るの楽しみにしてたのにー!(笑)

小倉)でもヤクルト一巡目で決まってよかったですね。

三宅)やったなー!あー良かった!スワローズを宜しくお願いします!

 

三宅)初めて見る方でも楽しく見れるミュージカル・アクション・コメディーに

なっています。是非、事前知識なしでフラットに観にきていただけたらと思います。

小倉)ミュージカル・アクション・コメディーということで、僕も踊りますので

ドキドキしたい方は是非お越しください!

 

三宅さん、小倉さんの素敵な関係性が見て取れ、誰が見ても楽しいミュージカル・アクション・コメディーになることを予感させる会見でした!

 

劇団スーパー・エキセントリック・シアター第54回本公演「土九六村へようこそ」

10/21(金)~11/6(日)まで、東京・池袋サンシャイン劇場にて。

11/11(金)・12(土)、愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホールにて。

公演詳細はSETホームページまで。

http://www.set1979.com/

 

■稽古場レポートが到着致しました!

 

10月8日

 

劇団SET(劇団スーパー・エキセントリック・シアター)劇団員40名以上が総力を挙げて挑む年に一度の本公演。

稽古も佳境に差し掛かった稽古場にお伺いさせていただいた。

今年で創立37年、54回目の本公演となる「土九六村へようこそ」では、若手中堅を多く抜擢したという。

今日はその若手の劇団員達が中心になるワンシーンの稽古。

演出も兼ねる座長三宅裕司。演技、振付、立ち位置、間のとり方に至るまで一つ一つ場面を確認しながら徹底的に細やかな指導が入る。

若手・中堅への演技指導では「面白いことを言おうとしないで、ちゃんと芝居をして」という言葉が随所に出てきたのが特に印象的だった。

“役を理解してその役で台本に書かれていることをちゃんと演じれば、それがお客様に伝わり笑いになっていく。

笑わせようとすると、それがお客様にばれてしまい、笑いにはならない。”

 

“役者を指導する時になるべく模範の演技をしない。それを他の役者が真似しても面白くならないから。

”37年培ってきたSETの笑いを若手達に丁寧に伝授していく三宅。

 

指示を出す言葉の端々に演技への情熱を感じた。 

稽古場の雰囲気は、劇団全員が一丸となって舞台をより良いものにしようという緊張感があり、休憩時間でもお互いにアドバイスをしたり、若手が演技に煮詰まった時にはベテランが話を聞いたり、同じ場面に出る役者同士何度も細かい動きを納得いくまでやり直すなどより良い芝居への追及に余念がない。 

そんな中でも演技が面白ければ皆で大声を出して笑い合う(実際、何度も同じシーンをやり直した場ハがあったが、こちらは何度も笑ってしまった)笑顔の絶えない稽古場で、 その暖かい雰囲気がこの劇団SETの芝居ならではのパワーの源となっているのだと感じた。 

今回もスーパーエキセントリックなストーリーに劇団の持ち味でもある

笑い・音楽・ダンス・アクションをふんだんに盛り込んだという本作。

劇場で観られるのももう間もなく。

毎回観るたびに明日への元気と共に“何か”を心に与えてくれる劇団SETの舞台、開幕が今から待ち遠しい!!

 

                             撮影:引地信彦

 


脚本:福田哲平
演出:三宅裕司


出演:
三宅裕司
小倉久寛
劇団スーパー・エキセントリック・シアター

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