スペイン語で「タンゴに生きる女性」を意味する「タンゲーラ」。この作品は、2002年にタンゴ発祥の地、アルゼンチンのブエノスアイレスで初演された世界初のタンゴ・ミュージカル。
20世紀初頭のブエノスアイレスを舞台に、美しい移民女性に起こる恋の悲劇。アルゼンチンのトップダンサーと、もの哀しくも美しいタンゴの名曲が織り成す、艶やかなステージが観客を魅了する。欧州公演では指揮者のダニエル・バレンボイム氏が後援者としてタンゲーラを応援し、今年9月には伝統あるパリ・シャトレ座での公演も大成功。前回の日本公演での再演を望む多くの声に答え、09年5月、早くも再来日公演が決定! タンゴファンだけでなく、ミュージカル、演劇ファンも、これを機に官能のタンゴの世界に浸ってみては?
ジゼル
アルゼンチンにたどり着いた、フランスからの若い移民女性。信じていた結婚の約束は果たされず、陥れられて娼婦として生きることになる。傷ついた心を抑え、暗黒街の生活に慣れていくジゼル。その美貌とダンスの才能から、キャバレーで評判の女となる。ガウデンシオによって搾取されているが、真の恋の相手はロレンソである。
ロレンゾ
良き友人と、ブエノスアイレスの波止場にて働く謙虚な男。ジゼルに出会い一瞬にして恋に落ちる。争いを好まない性格だが、ジゼルを救い出すためガウデンシオに立ち向かうことを決意。暗黒街では必須のスキルである、タンゴとナイフの腕を磨く。
ガウデンシオ
キャバレーを経営するマフィアで、必要とあれば殺しも辞さない冷酷な男。すばらしいタンゴダンサーでもある。ジゼルを愛しているわけではなく、金儲けの道具として手元に置いている。虚栄心と支配心の強さからジゼルを他の男にとられることを許さず、ロレンソと戦う。