宝塚歌劇団を退団後、ライヴ活動やテレビ番組に出演するなど、様々なフィールドで活躍する真琴つばさ。そんな彼女が、18年ぶりにつかこうへい自身が演出を手がける『幕末純情伝』に出演する。演じる役は、なんと坂本龍馬! 女性が演じたことは過去になく、どんな坂本龍馬が生まれるのかその話題性も十分だ。早くも気合いの入った彼女に、意気込みを語ってもらった。
“男役”ではなく“男性の役”そこに大きな意味がある
●坂本龍馬役を受けられた、最初の心境はいかがでしたか?
日本人なら「偉大なる」、「尊敬する」ベスト3に入る人物ですよね。そんな素晴らしい人物を、女性でありながら演じられる喜びを感じました。宝塚(歌劇団)でいうところの“男役”ではなく、“男性の役”を私が演じるんだ、と。
●演出のつかこうへいさんからは、すでに何かご指南を受けられたのでしょうか。
特に“こうして欲しい”というお話はいただいてないんですけど、つかさんの中にはきっと明確な坂本龍馬像があると思うし、カッコいいだけで終わらせたくないだろうな、人間味をもっと出していくだろうなという意思を感じました。“そう料理するか!”という新しい面白さになるんじゃないかと思ってます。だって現時点ですでに10冊目の台本が届いているくらいですから(笑)。まだまだ変わっていると伺ってますし、楽しみです。
歴史の教科書は不要です!伝統と斬新の融合をお楽しみに
●石原さとみさんとは初共演とのことですが印象はいかがですか?
石原さんと初めてお会いした時、唇に意思の強さを感じました。なんだかそれで、彼女は彼女の沖田総司をきっと演じきるだろうなと、確信しましたね。彼女とのラヴシーンがあると伺ってるんです。まだそこまで濃厚な話にはたどりついてないのですが……今後どうなるんでしょう。そこはつかさんにゆだねておきます(笑)
●では、『幕末純情伝』にかける意気込みをお聞かせください。
何はともあれ、まずは劇場に観に来てください! 『幕末純情伝』の時代が好きな方々にとっても、1つの色に染まらない面白さが絶対にありますから。そこに新橋演舞場という伝統を大切に、斬新さと伝統を混ざり合わせて、素敵な舞台を皆さんにお届けします。いい意味で皆さんを裏切ると思いますよ!
インタビュー・文●石井美幸 撮影●井上洋平 衣装協力●support surface(TEL:03-5778-0017)