聴いてる人にとっても“年表”のようなライヴに
今年、デビュー25周年とともにソロ活動15周年を迎える藤井フミヤが、この15年間のソロキャリアを総括するベスト盤『15/25』を5/21[水]にリリースし、7月からはアルバムを携えて全国ツアーを開催する。そこで、彼に自らの“15/25年”を振り返ってもらいつつ、今後のライヴについて語ってもらった。
●2枚組ベスト盤のDISC1はシングル中心のタイアップ曲、DISC2はファン投票での人気曲を収録したそうですが、結果を見ていかがですか?
「基本的にほとんどがラヴソング。やっぱりみんなラヴソングが好きなんだよ。いろんな曲を作ってきたけどラヴソングに勝るものはない。25年歌ってきてようやくそれに気付いたっていう(笑)
●本作で感じる音楽性などの変化は?
「シンプルなメロディにシンプルな言葉を乗っけるっていう基本的な指向はそんなに変わってないんですよね。ただ、始めたころは自分はクリエイター志向で、ミュージシャン志向じゃなかった。もちろん音楽が基本にはあるんだけど、“あれもしたい、これもしたい”だったから。でも、職人的な技術が歌や音楽を作ること以外にそんなにないことにだんだん気付いて。やる時は全力でいくんだけど、やっぱりプロには負けるんだよね。でも歌はそんなに負けないんで、この15年で徐々にミュージシャン志向に、それもシンガーよりになっていきましたね。いろんな歌を歌いたいし、自分が“歌うたい”だっていう感じのほうが強くなってきてる気がする」
●そんなアルバムを引っさげたアニバーサリーツアーも控えていますね。
「おなかいっぱいになるくらいみんなが知ってる曲を歌うんで、“藤井フミヤ”をたっぷり味わってもらえれば。(特にアルバムのDISC1は)バラードが多いんで、大人チックな感じになるのかなと。とにかく体調を壊さず、ノドを大切にキッチリ歌い切りますよ!」
●では、このスペシャルなライヴを楽しみにしている皆さんにメッセージを。
「(ベスト盤は)ある程度、俺の30代からの年表みたいなものなんですけど、でもこれを聴いてたってことはその人にとっても年表なんだよね。だから、ある意味タイムマシーンに乗っかるような感じだろうね。思うものは個人で違うだろうけど同じ時代が浮かぶという。3回くらい泣いてほしいですね(笑)」
15年間、長期休養することもなく常に攻めの姿勢で走り続けてきた藤井フミヤ。その集大成であり、さらに未来へつなぐ記念すべきひとときをぜひ!
インタビュー・文●水白 京
藤井フミヤ:フジイフミヤ
'62年生まれ、福岡県出身。'83年にチェッカーズのヴォーカリストとしてデビュー。'93年からはソロに転向。同年リリースの1stシングル「TRUE
LOVE」が200万枚を超えるビッグヒットに。ライヴツアーも意欲的で毎年欠かさず大規模な全国ツアーを展開。今年、デビュー25周年を迎える。

FUMIYA FUJII ANNIVERSARY BEST 15/25
5/21[水]発売
ソニー・ミュージック アソシエイテッドレコーズ
<初回生産限定盤2CD+DVD>¥4,500
<通常盤2CD>¥3,675
'93年リリースの記念すべきソロ1stシングル「TRUE LOVE」から、最新シングル「大切な人へ」に至る代表的なシングル15曲を収めたDISC1。そしてファン投票による人気曲を収めたDISC2にはライヴで盛り上がる「A
L I V E 」や「MY STAR」などの収録がうれしい。初回生産限定盤はビデオクリップを収録したDVD付き。